大漁亭
こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、大漁亭 さん。
利尻町中心部の沓形本町にお店を構えるのが、大漁亭である。よく間違えられて一般的な読み方である「たいりょうてい」と呼ばれる(食べログもそうなっている)ことが多いそうだが、実は「だいりょうてい」という読み方が正しいのだ。また、利尻島より北の礼文島にも100年老舗店自体は存在するのだが、こちらはスーパーマーケット主体のお店のため、こたパパ基準においてはこちらのお店が、日本最北限100年老舗飲食店となるのだ😁。

入口右手には何故か大型金庫🙂。

店内正面の様子。建物内はかなり大きいのだ😲。

壁面棚には「招き猫」グッズがびっしり😁。

このような「はくせい」があるのも利尻島らしいなぁ😁。

実は現在、入口左手のこの1室のみで営業されているのだ🙂。

中央にテーブルと椅子が4脚。現在お店は先代の娘さんがお一人で営業されていて、ご自身で料理も作りながらの接客なので、自分の目の届く範囲ということで、現在はこの部屋のみの営業とされているそうである🙂。

壁面には様々な感謝状が掲示されているのだ🙂。


シンプルなメニュー表。こちらの名物は「うに土瓶蒸し」とのこと。正直うに丼よりもはるかに高額なのだが、やはりお店名物を頂かないわけにはいかないなぁ。ということで、今回こたパパは初体験となる「うに土瓶蒸し(8000円)」を注文させて頂いたのだ🤤。

しばらくして到着したのがこちら。正に超豪快かつ超贅沢な土瓶蒸しである😲。

まずは一杯。意外なほど真っ白なお汁である。味付けは利尻昆布の出汁と塩のみというシンプルさ。一口飲んでみると、ウニと利尻昆布だしの旨味が、塩で極限まで引き出された感じの上品で優しい味。ご主人によると、コロナ前までは小田原から毎年この土瓶蒸し目当てで午前中の飛行機でやって来て、食事後に午後の飛行機で帰られる方がいたそうだが、そのエピソードも頷ける唯一無二の美味しさなのだ🤤。

そしてこたパパは「小ごはん(300円)」を追加し、メニュー記載(おすすめ)の「うに茶漬け」を試したのだ。ご主人によると、実はこの土瓶蒸しのうにの量は、うに丼よりも多いとのこと。また、一般的にバフンウニの方が甘みや旨味が強いと言われているが、ご主人によると、この土瓶蒸しについてはムラサキウニの方が味が良く引き出されると言われていたなぁ。食してみると、うにの旨味がストレートに感じられ、超贅沢かつ上品な味わいの「うに茶漬け」である🤤

訪問時はこたパパ以外お客様がおられなかったため、ご主人とかなり長い時間お話ができたのだ。実は当初このお店を継ぐ気はなく、全く別のお仕事をされていたのだが、先代(お父様)が急に亡くなられお店が閉店の危機になった時に、この味を絶やしてはいけないと思い、お母様と一緒にお店を継続されることを選択されたのだ🙂。
その後お母様も他界されたのだが、その際にお客様やご近所の方に感謝しながら頑張りなさいと言われて、お店規模を縮小し営業されていたのだが、ご自身の大病などもあり、最後の頑張りの証としてお店の暖簾を新調されることを決意され、この春に実行されたのだ。自分が納得できる「緑色」にするために、3回もやり直しされたこだわりの暖簾である😲。
その際、これまでは「お店の敷居が高くなるから」と遠慮されていた創業年を暖簾に初めて入れることにされたそうだ。ちなみに同時に扉の朱色も塗り直す予定だったのだが、例の「ナフサ不足」問題で材料が手に入らず、まだ実行できていないのだ😓。
いろいろ話されているうちに、過去の様々な出来事が思い出されたのか少し涙ぐんでおられたが、お店の後継者はなくご自身の体調もあり、いつまでお店が出来るかと言われていたなぁ🙂。
実はご主人のいとこが過去に「ポチ」というコーギーを飼われていて、ご主人にも非常になついていたそうで、どうしても小太郎に会いたいということで、最後の小太郎記念写真にもご協力頂いたのだ。ご主人には、この日本最北限の100年老舗飲食店と、過去に常陸宮様がおかわりされたという「うに土瓶蒸し」の伝統を、少しでも長く守って頂きたいと強く感じた、こたパパである😌。

店名:大漁亭
創業:1908年(明治41年)
住所:北海道利尻郡利尻町沓形本町34
電話:0163-84-2308
営業:11:30~20:00
定休:無休(冬季休業)
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