こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、日景食堂 さん。
前回ご紹介した、萩桂堂虎屋さん前を走る県道198号線を、250mほど大鰐駅方向に進んだ、道路沿い左手にお店を構えるのが、日景食堂である😁。
店内中央部にテーブル席、壁側にカウンター席、奥側には100年老舗ではおなじみの小上がりという配置である😃。
その中でも特に特徴的なのが、壁側カウンター席。かなり年季の入った木製ベンチ座席の高さが異常に低いのだが、実は2代目の時代からからずっと使われているもので、数十年前はかなり胴長だった日本人体形に合わせたものらしいのだ。こんなところも凄く歴史を感じさせるなぁ😲。
壁面メニュー表。オーソドックスな品揃えで、いかにも歴史ある町食堂の雰囲気が漂っているなぁ😁。
大鰐といえば、名産はもちろん「大鰐温泉もやし」である。約350年の歴史を持ち、大鰐温泉水を利用して栽培されている、生産量が極めて少ないこのエリア限定のもやしである。こたパパが小太郎と全国老舗旅をしていることを伝えると、何と女将さんが撮影用に奥からわざわざ「大鰐温泉もやし」を持ってきてくださったのだ😆。
「大鰐温泉もやし」の特徴は、土耕栽培で化学肥料や農薬は使われてらず、30cm以上の長さがあり、細いのに驚くほどのシャキシャキ感と香り高さを兼ね備えているのだ。11月~4月が最盛期で、最近は若手の方もUターンで栽培されているそうである。
そしてこの「大鰐温泉もやし」を使った大鰐エリアの名物が「大鰐温泉もやしラーメン」なのだ。町内には数店舗「大鰐温泉もやしラーメン」を提供されているお店があるのだが、こちらのお店の特徴は大鰐エリアで唯一「塩ラーメン」で提供されていることである。ということで、こたパパは今回「大鰐温泉もやしラーメン(塩:750円)」を注文させて頂いたのだ😝
しばらくして届いたのがこちら。メンマ、ネギ、ニンジン、きくらげ等、一見野菜たっぷりのタンメン風である。表面にかけられている胡麻が香ばしく、コショウがスパイシー感。まずは「大鰐温泉もやし」を一口。細いのに驚くほどのシャキシャキ感である。スープは昆布、煮干し、鰹節などの魚介出汁に豚肉と野菜の旨味が合わさった美味しさで、中細ちぢれ麺とよく合うのだ🤤。
今回はこたパパ初となる「大鰐温泉もやし」を体験できて良かったな。これからも大鰐町唯一の100年老舗食堂として、ご近所にある数軒の老舗食堂と切磋琢磨しながら、できるだけ長く頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。
創業:1897年(明治30年)
住所:青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字大鰐55-2
電話:0172-48-3430
営業:11:30~19:00
定休:不定休
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