ビッグモーター問題

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回は「ビッグモーター問題」についてのお話。

 

今世間を最もお騒がせしている企業といえば、「ビッグモーター」である。顧客から修理で預かっていた車に対し、ゴルフボール等でボンネットを凹ませたり、ドライバーでヘッドライトを割るなどの手口で傷をつけ、損保各社への不正請求を繰り返していたようだ😩。

 

背景には、会社側の従業員に対する過大なノルマとペナルティがあったようだが、このような前近代的経営の会社が中古車買取台数日本一とは驚くべきことである😲。

 

その昔、中古車業界は走行メーター戻しや事故車隠ぺいなどの手口が横行し、いわゆる「裏社会」でのシノギにもなっていてかなり問題化したのだが、その後はインターネット通販等による流通ルートの透明化や業界全体の努力もあり、こたパパはかなり健全化されたと思っていたのだ😐。

 

損保各社は早速ビッグモーターに対し、「被害者」として保険金返還請求を検討しているようだが、こたパパはこれはちょっとおかしいのではないかと思うのだ。そもそも損保会社としてこの不正を見抜けなかったどころか、一部損保会社はビッグモーターに出向者を出して、ある程度現状が把握できていたにも関わらず、自社契約を増やすために見てみぬふりをしていたらしいのだ😤。

 

さらにいえば、保険金が過大支払いされたことで、その損失を損保加入者全体が「保険料値上げ」という形で負担したともいえるのだ。いってみれば損保会社自体の損失など、「実際にはほぼない」はずである😐。

 

今回の件で、一番の被害者は間違いなくエンドユーザーである。自分の車に傷をつけられただけではなく、本来使う必要のない保険を使うことで保険等級が下がり、保険料が割高になった方もおられるのだ。万が一損保各社がビッグモーターから返還金を受け取った場合、そのお金はエンドユーザの賠償、もしくは保険料値下げという形で損保加入者に全額還元されるべきものだとこたパパは思っているのだ🙂。

 

ビッグモーターについては、中古車販売事業においても元社員から「事故歴隠し」の手口が告発されており、問題はさらに拡大の様相を呈しているのだ。ここまで企業ブランドに傷がつくと、社長辞任くらいではもはや「企業存続」自体難しいと思われるなぁ。こたパパ自身は中古車購入の経験はないが、次回の車購入は、こたパパと小太郎が車中泊できる小型中古車でいいかなぁと思っていたのだ😁。

 

今後は、人口減少と若者の車離れにより、新車中古車を問わず自動車販売業界全体の急速な縮小は避けられず、それに伴って経営統合等等の業界再編の動きも活発化するだろうな。今回の事件を契機に、自身が次回購入予定の数年以内には、中古車業界全体がより一層透明性が高くなっていることを期待する、こたパパである😉。

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