こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
本日は「九州新幹線全線開業CMに思うこと」についてのお話。
今から丁度14年前の今日、九州新幹線が全線開業したのだ。あの東日本大震災の翌日ということもあり、当時はほとんど話題にならなかったのだが、その数日前から放映されたこの3分間ロングバージョンCMは、こたパパの中では今でも笑い泣き出来る日本歴代最高CMの一つといっても過言ではない作品なのだ😆。
鹿児島には子供の頃から毎年休みに入るたびに長期帰省し、また現在大阪の介護施設に入所している母が数年前まで一人で住んでいて、いまでも手入れのためにこたパパが年1回帰省する実家があるのだが、この九州新幹線の全線開業は、九州在住の方のみならず、こたパパにとっても非常に感慨深い出来事だったのだ😁。
子供の頃は、大阪と西鹿児島駅を結ぶ寝台特急「あかつき」や「明星」などでよく帰省したのだが、その頃の所要時間は約14時間くらいかかっていたはずである。それが九州新幹線では最短3時間42分という速さなのだ(まあ寝台特急の旅情も、それはそれで良いものだったのだが・・・)😲。
先日久しぶりにyoutubeでこのCMの3分間バージョンを見たのだが、こたパパはこのCMから、何か今の日本に欠けているものを感じたのだ🤔。
ちなみにこのCMには有名人が一切出演していないのだ。主役は名もなき沿線住民である。ただ新幹線が通り過ぎる一瞬のためだけに、約2万人もの人々が、衣装など様々な工夫を凝らして集まったのだ。もちろん無報酬かつCMに写る確率などほとんどない。ただ純粋にみんなと九州新幹線開業の喜びを共有するためだけに参加されたのである🙂。
今の日本(世界も)では、自分の利益や主張を通すために激しい言葉の応酬や手段を選ばない脱法的振る舞いが幅を利かせ、それが寒々しいギスギス感を生み、さらなる社会の分断を招いているのだが、14年前のこのCM(特に最後のナレーター)からは、本来人間が持つ思いやりや暖かさ、純粋な一体感を感じるのだ😆。
ちなみにこの映像の撮影スタッフは、みんな感動してずっと泣きながら撮影されたようだ。今も苦境にあるフジテレビは、ACジャパンの各種CMを延々と流すなら、その一部をこの九州新幹線開業CMに変更した方が、よっぽど世の中を明るくし、地震や大規模火災等で様々な苦境にある人々を元気づけるのではないかなぁと感じている、意外と真面目なこたパパである😉。
九州新幹線全線開業CMに思うこと
2025年3月12日
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