こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、玉泉堂本舗 さん。
伊予鉄松山市駅線の道後温泉駅前にある、道後温泉本館へと続く道後商店街を70mほど進んだ通り沿い左手にお店を構えるのが、玉泉堂本舗である。老舗感は感じるもののお店の中に人がいる気配がなく、扉は常に閉められていて一般的な「お店感」もなく、お客様が入っていく様子も見られない、一見少し不思議な感じのお店なのだ😁。
恐る恐る扉を開けると、正面には美しい木製L字カウンターが設置されているのだが、特に何も置かれておらず、さらにその奥には入れないのだ😃。
と思ったら、木製カウンターの中に小さなショーケースが設置してあり、中には2種類の煎餅が陳列されていたのだが、実はこのお店は、「温泉煎餅」と「玉泉堂潮」という2種類の煎餅しか販売されていないのだ😲。
さらにその上には、黒丸缶「温泉煎餅」と青四角缶「玉泉堂潮」の2種類の缶が置かれていたのだ。「玉泉堂潮」については在庫があれば当日購入も可能なのだが、創業当時からの商品である「温泉煎餅」は予約制となっており、事前予約して指定日にお店に取りに来るか、その場で予約し郵送して頂くしかないようである。ちなみにお店での試食は両商品とも可能なのだ😆。
ここはやはり「温泉煎餅」だろうなぁ。ということで、こたパパは今回、「温泉煎餅(50枚:2200円)」を一缶予約させて頂いたのだ。約2週間後に到着したのがこちら。黒地に迫力のあるシルバーメタリック事体。かなりの風格と高級感があるなぁ😆。
宝珠をイメージした形状なのだ😁。
割ってみた感じ。かなり薄いのだが食してみると、こたパパの想像よりも少し硬め。噛んでしばらくすると、柔らかで上品な甘みが口の中に広がるのだ。手作りにこだわられているため、1日50缶程度しか製造できないようだが、主に贈答品として超人気で、2週間~1か月待ちというのも頷ける美味しさである🤤。
お店の奥から来られた、女将さんと娘さんに少しお話を伺ったのだが、時代に合わせて味を変えようとすると、昔からのご贔屓のお客様からすぐ指摘が来ると思うので、味は変えられないと言われていたなぁ😁。
これからも、あの正岡子規も愛した昔ながらの手作りと製法にこだわった味を守り続けて欲しいと感じた、こたパパである😉。
創業:1882年(明治15年)
住所:愛媛県松山市道後湯之町12-31
電話:089-921-2528
営業:10:00~18:00
定休:日曜
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