不老園正光

こたパパ＠全国１００年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、不老園正光 さん。

 

名古屋市営地下鉄名城線の東別院駅上を走る、山王通を名鉄名古屋本線山王駅方向に500ｍほど進み、国道22号線との交差点である古渡町交差点を左折して、80ｍほど進んだ道路沿い左手に、どこか凛とした風格のあるお店を構えるのが、不老園正光である😁。


入口左手には、小さな和室スペース。小さなお店の和室と言えば、岐阜県岐阜市の松花堂さんが思い出されるなぁ😃。


右手には小さいながらカフェスペースが設置されているのだ😁。


入口正面には、現代的な葛を使った和スイーツと、上生菓子等の伝統的和菓子のショーケースがそれぞれ設置されているのだ🙂。



お店の方にお薦めをお伺いしたところ、お店の名を冠した「不老」というお菓子とのこと😀。


表彰状を拝見する限り、最近になって開発されたお菓子のようだな。この商品は、一般的に現代的なおまんじゅうによく使われる牛乳や卵が使われておらず、豆乳とオリーブオイルと味醂が使われているのだ。実はこのお店は、江戸後期の創業時「藤屋」という味醂屋だったのだ😲。


ということで、こたパパは今回この「不老（230円）」を一つ購入させて頂いたのだ😆。


切ってみた感じ。皮は意外と厚みとしっかり感があるのだ。食してみるとしろあんの中には、しっかりとくるみの存在感があるな。こういった焼きまんじゅうで、味醂で甘みを出すというのは珍しい製法だが、しろあんも甘すぎず、パクパクいける系の美味しいお饅頭である🤤。


このお店は７代目の娘さんが８代目を継がれたのだが、当初は昔の味を守る７代目と、新しいものに挑戦する８代目との路線の違い等、いろいろ苦労もあったようだ。これからも古き良き「伝統」と、新たなものに挑戦する「革新」の両立で頑張って頂きたいと感じた、こたパパである😉。