美濃忠


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、美濃忠 さん。

 

以前ご紹介した、麩柳商店さん前の通りを堀川沿いに100mほど進むと、左手に堀川に架かる五條橋があるのだが、その五條橋を渡って50mほど進んだ道路沿い左手に、重厚な門構えの風格あるお店を構えるのが、美濃忠である。当初は美濃屋という屋号だったのだが、初代が自分の名である伊藤忠兵衛から一文字入れて美濃忠としたのだ😁。


店内右手手前には、雅な雰囲気の、目を引く真っ赤な陳列台が設置されているのだ😃。


その奥には、ウッディな休憩スペース😁。


さらにその奥の壁面棚には、豪華な祝い菓子セットがずらりと陳列されているのだ😲。


店内左手には変形ブーメラン型ョーケース🙂。


ショーケース内には、羊羹類や各種お饅頭、生菓子等の詰め合わせがずらりと陳列されているのだ😀。






お店の方にお薦めをお伺いしたところ、断トツで「上り羊羹」とのこと。名古屋では昔から、「上り羊羹といえば美濃忠、美濃忠といえば上り羊羹」という言葉があり、また日本の「蒸し羊羹の雄」と呼ばれていて、茶道界でも極めて評価の高い逸品のようである。ということで、今回こたパパは「上り羊羹(半棹:1296円)」を一箱購入させて頂いたのだ😆。


箱の中には、商品説明書きが入っているのだ🙂。


通常の羊羹よりも水ようかんに近い、瑞々しい感じである。材料には寒天は使われておらず、少量の小麦粉とこしあんをゆっくり蒸して作られるのだ。食してみると、非常に柔らかく滑らかな舌触り。しっとりした食感でほんのりと小豆の甘みが感じられる、非常に上品なお菓子である🤤。


ちなみに付属の竹楊枝の先端には、上り羊羹を切るための糸がついているのだ😆。


もともとこの「上り羊羹」は、尾張徳川家藩祖の義直公が名古屋城入城の際、駿府から随伴しその後御用菓子商を務めた「桔梗屋」の商品だったのだが、長年奉公したこのお店の初代伊藤忠兵衛が暖簾分けを許された際に、その製法まで継承されたのだ。その後、「桔梗屋」は明治に廃業となったため、いまではこのお店が「上り羊羹」の伝統を守るお店となっているのだ。これからも、名声を誇る「上り羊羹」の長き伝統を守り続けてほしいと感じた、こたパパである😉。


 

店名:美濃忠
創業:1854年(安政元年

住所:愛知県名古屋市中区丸の内1-5-31

電話:052-231-3904
営業:9:0
0~18:00
定休:元旦

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