種久商店


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、種久商店 さん。

 

前回ご紹介した、麩柳商店さん前の通りを堀川沿いに100mほど進むと、左手に堀川に架かる五條橋があるのだが、その反対方向に進むと、名古屋で最も古い商店街と言われる円頓寺商店街のアーケードがあるのだ。そのアーケード入口から、70mほど進んだ細いT字路を左折し、50mほど進んだ道路沿い左手に、一見すると一般住宅と思われる外観のお店を構えるのが、種久商店である😁。


入口横には手書きの風流な商品紹介が掲示されているのだ😃。


お店といっても、ショーケースなどはなく、小さな待合スペースがあるのみなのだ😁。


黒板にチョークの超シンプルな商品紹介。恐らく事前予約された方が、あとから取りに来られるケースが多いのだろうな🤔。


実は五代目女将さんが奥から出て来られた際に、こたパパと小太郎の全国100年老舗節約グルメ旅の話を少しさせて頂く時間があったのだが、その内容を聞かれた女将さんは、非常に驚かれた様子だったなぁ😅。

 

女将さんにお聞きしたところ、「手づめ最中」単品販売はないとのこと。ということで、今回こたパパは「手づめ最中(10枚セット:1400円)」を一箱購入させて頂いたのだ。しばらくしてお店奥から持ってこられたのがこちら😆。


箱の中には、最中皮セットと小豆の入ったプラスチック容器が入っているのだ🙂。


同封されている商品説明書き。添加物不使用、全工程手作りの逸品である😃。


最中皮には美しい文様。小さな黒い線のようなものはアーモンドである😆。


小豆を挟んで。文字通りの「手づめ最中」である😁。



切ってみた感じ。あんが少々白っぽいのは寒天が入っているからである。食してみると、最中皮は当然ながらパリパリ。あんは甘すぎず、滑らかで優しい口当たり。意外な組み合わせのアーモンドの風味がアクセント。非常に上品で手作り感あふれる美味しい最中である🤤。


実は、こたパパがお金をお支払いしようとしたとき、何と女将さんは何故か「お代は要りませんから」と言われたのだ。流石に昼過ぎには売り切れてしまうという超人気の「手づめ最中」一箱丸々頂いては申し訳ないので、「お支払いします」と言ったのだが、女将さんは「これは私の気持ちですから是非受け取ってください。これからも頑張ってください。応援しています」と言われ、決してお代を受け取られようとされなかったのだ。有難いことである😌。

 

後継者についてはかなり厳しい環境と思われ、また五代目もかなりご高齢になられているとのことだったが、このような隠れた名店が無くなってしまうのは非常に残念なことである。五代目ご夫婦には、これからもできるだけ長く、お店を続けていってほしいと感じた、こたパパである😉。


 

店名:種久商店
創業:不明(明治前期

住所:愛知県名古屋市西区那古野1-21-13

電話:052-551-3736
営業:10:0
0~15:00
定休:日曜

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