坂田屋本店


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、坂田屋本店 さん。

 

西鉄天神大牟田線の西鉄柳川駅西口前から100mほど進んだ、西鉄柳川駅前交差点を右折して国道208号線に入り、すぐ一つ目の下百町交差点を左折して立花通りに入り、800mほど進んだ辻町交差点を右折して県道23号線に入り、250mほど進んだ道路沿い左手に、いかにも趣あるお店を構えるのが、坂田屋本店である😁。


店内左手壁面棚には、過去使われてきたお菓子の木型が展示されているのだ😄。


木製ショーケース内及び、お店正面奥のショーケース内には各種お饅頭等、数種類のお菓子が陳列されているのだ😁。




ご主人にお薦めをお伺いしたところ、柳川で最も歴史のある郷土菓子である「米せんぺい」というお菓子とのこと。そういえば、入口にこの商品ののぼり旗もあったなぁ😃。


ということで、こたパパは今回「米せんぺい(5枚:550円)」を一つ購入させて頂いたのだ😝。


商品の裏には、説明書きが記載されているのだ。今や柳川で伝統的な「米せんぺい」を作れるのはこのお店のみなのである😲。


外見は薄く柔らかい皮なのだが、これを作るには、うるち米を2日間天日干した後に、粉に引いて練ったあとせいろで蒸し、杵でついた後また蒸すを繰り返し、薄く延ばして最後はまた天日干しするという、ものすごく手間暇かかった工程が必要なのだ😃。


この皮をフライパンで熱すると焼き色が付き、冷めるとパリパリのお煎餅になるのだ。フライパンで何回か裏返すのだが、油断すると焦げてしまう。この作る工程がまた非常に楽しいのだ。食してみるとまず感じるのが、驚くほどの「お米の甘み」である。さらに超薄焼きなので、非常に軽いのだ。これはなかなかお目に架かれない逸品である😁。



ご主人と少しお話する時間があったのだが、幸いにも、別職業に就いておられた息子さんが後を継がれたとのこと。最後の小太郎との写真撮影にもご協力いただいたのだ。柳川で唯一、伝統的製法で「米せんぺい」を作れるお店がしばらく安泰ということがわかって、少し安心したこたパパである😉。


 

店名:坂田屋本店
創業:1914年(大正3年)
住所:福岡県柳川市上町30
電話:0944-72-2377
営業:8
:00~18:00
定休:無休

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