高速深夜料金見直しの影響

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「高速深夜料金見直しの影響」についてのお話。

 

今から約1年ほど前に、「世界一高速料金が高い日本」という記事を記載したのだが、今月に入って、NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)は、高速道路の深夜料金見直しについて、「無謀な運転の抑止策(案)」を公表し、国民からの意見募集(11/7~11/20)を行ったのだ。今後基本的に大きな案の変更はなく、このまま国土交通省に申請されるはずである🙂

 

現行の深夜割引は0時~4時に高速道路を利用した場合、距離は無制限に30%割引きなのだが、新案ではこの割引時間帯を22時~5時に拡張する代わりに、その時間帯に走行した部分のみを割引するというのが骨子である。ただし、長距離利用者の負担軽減策として、400km以上の利用については段階的に50%割引までの割引設定が設けられるのだ😐。

 

さらにこの料金制度が複雑なのが、1時間当たりの割引対象距離に「上限」があるということである。普通車であれば、1時間100kmが「上限」なのだ。これは割引時間内に速度を上げて距離を稼ぐことができないということであり、「無謀な運転の抑止策」でもあるのだ😃。

 

激変緩和措置期間(策)も5年間設けられているのだが、裏を返せば深夜料金の実質大幅値上げということなのだろう😥。

 

この案で行けば、高速割引対象時間が大幅に制限(無制限→22時~5時)されるために、22時~5時に走行しようとする車両は大幅に増加するだろうなぁ🤔。

 

そもそもこの改定案の根本にあるのは、深夜割引を適用させるため、0時前に料金所手前で待機待ちする車両が渋滞を発生させていることがあるのだが、今回の改定でそれが多少改善されたとしても、それよりはるかに大きな問題は、高速深夜料金実質大幅値上げによる物流コスト全体の増大である。これは現在のインフレ傾向(物価上昇)に拍車をかける恐れが高いからである😭。

 

今回の深夜料金制度改定は、こたパパにも大きな影響を与えるのだ。今まで平日3:50頃に高速道路に入り、休日に帰ってくることで往復とも実質高速料金30%引きで遠距離老舗旅を行ってきたのだが、これが実質できなくなることを意味するからである😥。

 

ただ、最近はNEXCO各社とも各エリア毎に2日~4日間の格安周遊定額プランを拡充してきているので、年間利用回数制限や実施期間制限はあるものの、こちらを活用すれば何とか老舗旅は続けられそうである😁。

 

とにもかくにも日本の高速道路料金は「世界一高い」のだ。民営化したNTT株の政府保有分1/3を売却して防衛費に充てるなら、まず政府保有100%のNEXCO各社の株式を民間に売却して経営効率化を図り、高速料金を下げることで物流コスト低減を図り、スタグフレーションに苦しむ国民を助けることが先ではないかと思っている、誠に自分優先の考えを持っているこたパパである😉。

:

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次