世界一高速料金が高い日本

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「世界一高速料金が高い日本」についてのお話。

 

こたパパが、「100年老舗節約グルメ旅」を進めるうえで頭が痛い問題の一つが「費用」なのだが、その中でも「高速道路料金」の占める割合はかなり高いのだ😥。

 

今から約20年前の小泉内閣の時代に、道路公団民営化について喧々諤々の議論が行われ、様々な紆余曲折を経て、結果的には2005年10月に道路公団民営化が実現したのだ😄。

 

民営化前の道路公団といえば、旧国鉄と同様にお役所仕事がまかり通り、約40兆円もの多額の債務を抱えていたのだが、現在のサービスエリアの充実ぶりや債務返済が順調に進んでいること等を勘案すれば、やはり民営化して正解だったと思うのだ。ただこたパパには一つ気になる点があるのだ。それが「高速道路料金の高さ」である😫。

 

車大国であるアメリカやドイツにおいては高速道路料金は原則無料となっている。また、フランスやイタリア、韓国のように有料であってもその料金は日本の数分の一という安さだ。つまり今だに「日本の高速道路料金は断トツで世界一」なのだ。これは一体どういうことなのか🤔。

 

原因の一つが建設費である。確かに日本の国土は山岳地帯が70%を占め、ルート上にはトンネルも多いので建設費は他国に比べてある程度高いことはやむを得ない😅。

 

もう一つの原因が品質である。アメリカの高速道路を走るとわかるが、道路の質や標識版等の少なさ、サービスエリア等の品質は明らかに日本より劣っている。ただ、こたパパの感覚で言えば、世界各国に比べて日本が「過剰品質」ではないかと思うのだ🤔。

 

もうひとつこたパパが感じるのが「民営化の中身」である。例えば三公社(日本国有鉄道・日本電信電話公社・日本専売公社)や郵政事業民営化については、今まで国の独占業種だったところに複数の民間企業が参入して「競争」が起こることでサービス品質が向上した。政府保有の株式も現在は一定割合しかないなのだが、NEXCO3社の株式は今だに政府保有が100%なのだ😑。

 

つまり、道路公団時代よりははるかに良くなったものの、まだNEXCO3社が市場の厳しい洗礼を受けていない(言い換えれば価格低減の余地あり)のではないかと思うのだ😁。

 

例えば、道路自体は共通財として政府保有とし、ETC会社も複数参入できるようにして、時間帯や曜日などで自由に価格設定できるようにすればもう少し高速道路の価格低減の余地があるのではないか🤔?

 

道路公団民営化の際、45年後(2050年)に高速道路無料化を図るとの方針は、2014年に65年以内に延長され、さらにまた再延長の方向だ。道路維持費増大等がその主要因だが、これは最初から分かっていた問題かつ世界各国も同じ状況なのだから、再延長理由にはならないはずだ😒。

 

高速道路原則無料などという、何十年先の空手形など守られる可能性は極めて低いのだから、もう少し現実的に今の料金を早く安くする方向で関係方面に頑張っていただきたいと感じている、あくまでも自分本位のこたパパである😉。

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