魚半


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、魚半 さん。

 

金沢屈指の観光名所の一つである、兼六園横を走る国道157号線(百万石通り)において、ホテルや銀行が立ち並ぶ香林坊地区を流れる川沿いの一角で、隣接エリアが武家屋敷地区という好立地に、4F建て100席の大きなお店を構えるのが魚半である😄。こたパパ訪問時はお客様が少なく、女将さんから、昔の貴重なお話がお伺いできたのだ😜。

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お店に入ると、まずレジ前ののれんをくぐるのだ😃。

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入口左手には、テーブル席。テーブル間隔は広く、アクリル板や消毒液等、コロナ対策は万全である😄。

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入口正面のテーブル席😃。

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そして入口右手には、L字型カウンターテーブルが設置されていて、こたパパはこちらに案内されたのだ。写真の方が、後を継がれたばかりの現ご主人である😄。

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メニュー表。さてさてどれにしようか?女将さんに「金沢らしい一品」をお伺いしたところ、治部煮は外せないとのこと。さらに治部煮にはこたパパ大好物の鴨バージョンもあるとの事だったので、今回こたパパは、「治部煮定食(鴨肉:2300円)」を注文させて頂いたのだ😜。

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届いたのがこちら。主役はもちろん中央の「治部煮」である。見た目も美しいのだが、食してみると、とろみのある出汁と、鴨肉やお麩との相性が抜群である。こたパパが出汁を最後まで飲み干してしまった程、美味しかったのだ😝。

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こたパパが「100年老舗飲食探訪」の話をしたのだが、実は、女将さんのご主人も今年の2月ににお亡くなりになられたとのこと。そこから没イチ同士でいろいろお話をしてくださったのだ。まず、現在のお店の移転前の写真を見せて頂いたのだが、こたパパは本当に驚愕したのだ😲。

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何と、メイン通りに面した銀行の屋上にお店を構えられていたのだ。今なら、建築基準法等様々な面で、なかなか実現しないのではと思われる形状である。またこの建物の内部が凄い事になっていたのだ🤪。

 

和風お座敷もあれば、大広間、洋風テーブル席、極めつけはバーカウンターまで備えられていたのだ😲。そして、バーカウンターにおられる2人が、若き日の先代と女将さんなのだ😁。

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この木製レジはかなり貴重だと思うのだが、今ならいくらくらいするんだろうな🤔?

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先代はお酒が大好きだったのだが、とにかく大の病院嫌いで、検査入院の際も結局途中で退院してしまい、病気発覚後もほとんど入院することなく仕事をつづけながらお酒も飲まれていたそうだ。そして、最後まで自宅でほとんど元気なまま急に亡くなられたのだ。女将さんは今でも変な感じは消えないとのことだったが、周りから、「ご主人は最高の人生でよかったね」と言われるそうだ😄。

 

こたパパから見ても、ほぼ同時期に亡くなったこたママは、コロナで家族面会すらできない日々だったことを考えると、先代の生き方はかなり羨ましく感じたな🙂。

 

現在は、長男さん(現ご主人)と次男さんがお店を兄弟で支えられているのだ。後継者問題もなく非常に幸せだと思うと女将さんに伝えると、そう思って頑張ると言われたのだ😄。

 

また、お店には看板犬もおられるのだ。確か名前はココアちゃんである。娘さんの強い希望で迎え入れたそうである。小太郎も珍しく吠えなかったな😅。

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これからも、ご家族とココアちゃんで、120年以上の歴史を誇るお店を守って頂きたいと感じた、こたパパである😉。

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店名:魚半
創業:1897年(明治30年)
住所:石川県金沢市香林坊2-12-15
電話:076-222-2288
営業:11:30~14:00 16:00~22:00
定休:水曜

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