こたママの写真撮影

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「こたママの写真撮影」についてのお話。

 

実はこたママは、近年写真を撮られるのが超苦手だったのだ。子供がある程度大きくなった40代からは特に顕著で、正面を向いた写真はほとんど残っていないのだ😅。

 

ところが、病気が発覚してから約半年が経過したある日のこと、5回目の抗がん剤入院の直前に、こたママが写真を撮ると言い出したのだ。しかも旅行先等ではなく、場所は自宅のソファである😲。

 

抗がん剤の影響で、顔に多少むくみもあったのだが、こたママは満面の笑みで今まで、あれだけ嫌っていた正面からの写真撮影を行ったのだ😐。

 

こたママはただ単純に、自分が元気なうちに写真を残したいと思ったのかもだが、この唐突な申し出に、こたパパはこの時、こたママがある程度覚悟を決めていたのではないかと感じたのだ。すでに標準治療がなく、抗がん剤の効果も限定的だとわかってきた時期でもある😥。

 

こたパパには、こたママとの「希望の言葉という約束」があったので、特に何も言わなかったが、結果的にこの時の写真が「遺影」と「ペンダント」になったのだ。

 

満面の笑みを浮かべたこたママの心境は、悲しみや恐怖感でいっぱいだったに違いない😭。自分だったら同じ境遇でこんな表情ができるだろうか?毎日こたママに線香をあげるときに、いつもこたママの強さを感じる、こたパパである😢。

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