こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
本日は「近藤正臣氏のひとり暮らしに思うこと」についてのお話。
先日NHK BSで放送された、「妻亡きあとに 近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし」を観たのだが、予想通りというか、いろいろ感じることが多かったのだ🤔。
若い世代の方々は、近藤氏がわからないという方も多いと思われるが、こたパパ以上の世代であれば、ものまね対象になるほど一世を風靡した名俳優であり、「柔道一直線」というドラマ内で、足でピアノを弾くシーンはもはや伝説である😂。
近藤氏は、奥様の体調不良をきっかけに今から約6年前に、昔から好きでよく通われていた岐阜県の郡上八幡市に移住されたのだ。実はこたパパも東海地方勤務時代に家族で訪問した思い出があるのだが、全国名水百選の「宗祇水」や、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「郡上踊り」で名高い風光明媚な場所なのだ😆。
ただ、移住してしばらくしたあとに奥様が認知症を発症され、介護の末1年半前に亡くなられたのだ。そして現在83歳になられた近藤氏は、奥様と一緒に動物愛護センターから引き取られた猫の奴(やっこ)くん(5歳)と一緒に暮らされているのだ🙂。
小学校同級生から70年以上の付き合いで、「臣(おみ)さん」「ヒロさん」と呼び合う仲の奥様がいなくなるということがどれほどの衝撃か、年数は異なるがほぼ同じ境遇のこたパパは、それが痛いほどわかるのだ😭。
映像では、ご飯の準備、買い物、洗濯、奴くんの世話などをする、男一人暮らしの様子が淡々と流されるのだ。ご自身も腰を痛められて、大好きな釣りもできない状況のようだ😓。
子供達は遠く離れて暮らされているようだが、配偶者を亡くした場合、男性の方がよりわびしく見えるのはなぜなのだろう。こたパパの80代もこんな感じになるのかなぁ?とはいえ、「没イチ男性の弱さ」という記事を記載した通り、50代でこたママがいなくなったこたパパ自身は、統計学上70歳くらいまでしか生きられないのだが・・😅。
近藤氏はヒロさんと「施設には入れない」という約束を守るため、自分がヒロさんの介護で腰を痛められて、しばらくの間車椅子生活を余儀なくされるまで、ずっと自宅で一人介護を続けられたのだ。最後は施設に入ったのだが、認知症だったとはいえ、ヒロさんは幸せだっただろうなぁ🙂。
また番組内では説明がなかったのだが、ヒロさんの祭壇には小さな骨壺が置かれてたのだ。わずか6年前の移住だから手元供養なのかもしれないな。そう考えると、「子供達と遠距離」「ペットと二人暮らし」「手元供養」「奥様との約束を守る(施設に入れない&100年老舗節約グルメ旅)」など、やはりこたパパとかなり境遇が重なって見えたのだ🙂。
番組内で近藤氏は、ヒロさんがいなくなってから「生への執着」が全くないとも言われていたなぁ。かといって早くこの世を去りたいということでもない。もうちょっと軽く生きてみようかとも言われていたな。つまり、命はジタバタせずに自然に任せるという感じなのだ🙂。
自身もあと何年生きるのか当然わからないが、この番組を見て、こたママからのお迎えが来るまでは、自分のやりたいことをできる範囲で無理せず自然体でやっていこうと改めて感じた、こたパパである😉。
近藤正臣氏のひとり暮らしに思うこと
2025年3月22日
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