入船


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、 入船 さん。

 

阪急宝塚本線の石橋駅西口からわずか120m。駅前から伸びる道路から1本横道に入ったビルの1Fに小さなお店を構えるのが、阪急グループ創始者の小林一三氏も通われていた、入船である😄。


入口横には懐かしの各種サンプル。こういうお店は最近少なくなってきたなぁ😄。


入口を入ると、右側にカウンターが5席ほどで、奥にはテーブルが1卓あるこじんまりとしたお店である😃。ご主人によると、奥のテーブル席は夜に常連さんや仲間が集まってワイワイやるそうだ😝。



こたパパ以外お客様がおられなかったので、幸運にもご主人と色々お話しすることができたのだ。こたパパが「100年老舗節約グルメ旅」の事を話すと、店奥から貴重な品々を持ってきていただいたのだ。こちらは明治大正期に作られたもので、何と今でも使うことがあるそうだ😲。



こちらは、鉄に漆塗りが施されたぐい飲み😁。かなり重たく、青い磁石がぴたりと吸い付くのだ😲


メニュー表。さらに壁面には現代的なお洒落メニューもあるんだな😊。



こたパパは当初、お店の名前を冠した「入船」を注文しようとしたのだが、ご主人から想定外な言葉が返ってきたのだ。「あれはごちゃごちゃ入りすぎてるからな」😲。いやいや、なかなかユニークなご主人である😅。

 

ではお勧めはとお聞きしたところ、「山かけは絶対間違いない」とのこと。これは絶対乗るしかない。こたパパは、今回「山かけ(大盛:1100円)」「ミニ親子丼(350円)」を注文させて頂いたのだ😝。

 

届いた商品がこちら。豪快に混ぜて食してみると、ご主人が断言されただけあって、メチャクチャうまい。特に蕎麦の喉越しに加え、冷たい出汁の味が最高である。親子丼の玉子加減も絶妙。こたパパは一気に完食してしまったのだ😋。



食べ終わった後も、ご主人とお話しする時間があったのだが、ご主人は「そば屋の三得(三度食う)」という話をされていた。頭と心とお腹がいっぱいになるということなのだが、そもそもそば屋の常識である「サッと食べてサッと帰る」という「粋」スタイルが嫌いなのだという。色々お客様と長くワイワイというのがお好きだそうだ😜。

 

このお店は息子さんが別仕事で後継者がおらず、ご主人は既に70歳を超えておられるのだが、こたパパは「このお店が恐らく北摂唯一の「100年老舗蕎麦店」であり、ご主人が引退されると大変なことになる。三重(すし梅さん)や沖縄(なーはー屋さん)では90歳を超えて現役の方もおられるので頑張ってください」とお伝えしたのだ😁。

 

幸いご主人はかなりアクティブな方で、お元気なのでまだまだお店は大丈夫そうだ。また、先日ご紹介した福助堂さんの先代とは飲み仲間だそうである。こういった100年老舗同士の交流もあるんだなぁ😆。

 

またお会計の際、ご主人は「わざわざ遠くからありがとう」と言われて、お代の1450円を1000円にまけて頂いたのだ。有難いことである😌。

 

これからも北摂唯一の人情味あふれる「100年老舗蕎麦店」の灯をできるだけ長く維持していただきたいと願う、こたパパである😉。



 

店名:入船
創業:1897年(明治30年
住所:大阪府池田市石橋1-11-13
電話:072-762-3810
営業:11:30~22
:00
定休:木曜

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