こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
本日は「第27回参議院選挙結果に思うこと」についてのお話。
皆様ご承知の通り、今回の第27回参議院選挙については与党大敗という結果に終わったのだ。直前の党首討論で給付金(バラマキ)はしないと言っておきながら、選挙直前になって「2万円給付」を言い出したり、あれだけ抵抗していた「ガソリン暫定税率廃止」を選挙直前に打ちだしたり、「政治と金問題」抜本的改革は先送りしたりと、全く節操がなく泥縄式でブレブレの自民党を国民が見限ったということなのだろう🤔。
また今回の選挙の特徴としては、右派的小規模政党や個人が乱立し、かつ大躍進したということではないか。リベラルが退潮し、排外主義(不法残留は当然アウトだが)が強く、個人の権利よりも国家権力を優先しかねない主張は、いつか来た道を再び辿っているようにも見えるなぁ🤔。
これらの方々は、討論というよりも強い言葉で相手を攻撃するようなことが多い印象なのだが、従来自民党を支持していた方々(特に右派)や、無党派層の受け皿になったことは間違いないなく、これも今の日本社会の閉塞感(とにかく現状をぶっこわしてほしい)を如実に表しているのだろう(トランプ政権誕生経緯と似ている?)🤔。
もうひとつこたパパが感じているのは、SNSや演説などで、客観的データに基づかないデマや、切り取られた主張(揚げ足取り含む)が多く見られ、かつそれを信じる方が非常に多いのではということである。最近のトランプ政権の行動を、正確なデータに基づかない反知性主義と揶揄する声もあるのだが、これとよく似ている感じがするのだ🤔。
こたパパ自身は、あらゆる政治的主張(日本ではタブー視されている徴兵制や核兵器保有も含めて)があってもいいと思うのだが、それは客観的データに基づくという前提条件があるのだ。つまり各種データの捉え方について様々な見方があってもいいのだが、具体的根拠のない主張には意味がないということである🙂。
また、こたパパは以前「総選挙結果に思うこと」にも記載した通り、例え今回石破政権が続投しようが、政権交代が起きようが、与野党大連立政権ができようが、AI等をいくら活用しようと短期的にはほぼ解決不可能な少子高齢化問題がある限り、日本は今後も確実に衰退し続けると思っているのだ😓。
以前あの気鋭の経済学者である成田悠輔氏が「日本の将来は絶望しかない」と言われていたが、これは決して彼が悲観論者ということではなく、各種データを冷静緻密に分析した客観的結論であり、こたパパもこれについては概ね間違いないと思っているのだ🤔。
ただ、今後の日本の衰退は確実としても、社会的混乱を生むハードランディングは避けなければならないだろう。その政治的方向性としては、やはりこれ以上「貧富の差を広げない(特に世代間)」ことが重要だと思うのだ。具体的政策としては、こたパパのような高齢者予備軍を含む層の各種負担増(医療費負担増、年金支給額減など)ということである🤔。
この「貧富の差を広げない」という方向性は、現在日本が置かれた状況においては、「みんなが平等に貧しくなる」ということとほぼ同義だろう。だがこたパパは、日本人のメンタリティは、みんな我慢している(同じ環境)という一体性の強い状況においてはかなり耐性が強く、結果的に現在のような攻撃的でギスギスした感じではなく、例え貧しくとも協調的で安定した社会に寄与するとみているのだ🤔。
以前、「日本に生まれた幸運」という記事を記載したのだが、日本国内で騒がれていることの多くは、飢餓や生死に直面している悲惨な世界からみれば何と「贅沢な悩み」としか映らないだろう。「足るを知る」精神で過ごせば、日本はまだまだ十分豊かで幸福な国なのだ😁。
まあ、今回の選挙についていろいろ感じることを無節操に記載はしたものの、と同時に今後も自身の全国100年老舗節約グルメ旅が継続できるよう、自身の年金はあまり減らないでほしいなぁとも考えている、いい年をして矛盾だらけの思考回路を持っている、全く情けないこたパパである😉。
妻に先立たれた50代サラリーマンが、 残された愛犬コーギー(小太郎)と妻(ペンダント)で100年老舗飲食探訪の旅を開始しました。
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