こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
本日は「安楽死法制化に思うこと」についてのお話。
先月にイギリス下院において、いわゆる「安楽死法案」が可決し、成立に向けて進んでいるのだ。上院では年内に法案が採決され、成立する可能性が高いと言われているのだ😐。
これは何も、無制限に安楽死を認めるということではなく、今回のイギリスの法案も「余命6ヶ月以内」の成人かつ、本人が期間を開けて2回にわたりその意思を表明し、さらに独立した医師2名がその適格性と、強制性がないかを確認する必要があるのだ😐。
そういえば、数年前に脚本家の橋田寿賀子さんが「安楽死で死なせて下さい」という著書で話題になったなぁ。また先週末に、全身ガンで闘病中である高須クリニック院長の高須克弥氏が、スイス安楽死協会に年会費を払い込んだというブログを拝見したのだが、こたパパは基本的に「安楽死法制化」には賛成の立場なのだ😐。
「安楽死法制化」は、いわゆる社会的立場の弱い方々が、暗黙の「強制性」にさらされる等様々な問題もあるのだが、それについては一定の防止制度を確立すればよいのだ。こたパパはこたママとの闘病生活を通じて、「安楽死制度の確立」が、終末期にある本人とその家族を「身体的精神的苦痛や尊厳の喪失から守る」と感じているのだ😐。
また日本の「国民皆保険制度」は世界に冠たる誇るべき制度だが、近年の社会保障費の増大でその存続が危機に瀕しているのだ。現在参議院選挙戦の真っただ中であるが、どの政党も今後飛躍的に増大する社会保障費の削減には、真正面から向き合わなければならないのだ🤔。
もちろん現在でも社会保障費の削減に向け様々な改革が行われているのだが、高齢者の医療費負担増大など、国民が痛みを伴うケースも非常に多いのだ。例えば医療費は特に亡くなる3か月前から急増するのだが、「安楽死法制」はその削減において、基本的に誰の痛みを伴わない点で優れているともいえるのだ🙂。
勘違いしてはいけないのだが、社会保障費を削減するために「安楽死法制」を確立するのではなく、あくまでも患者と家族の意思を尊重するという観点なのだ。ただ結果として、副次的に大幅な社会保障費削減に寄与することも間違いないだろう🤔。
これからの日本は「少子高齢化」が進展し、年金や医療などの社会保障改革は待ったなしである。どんな制度にも「光と影」はあるのだが、こういったセンシティブな議論が批判を恐れずオープンにできるような社会になって欲しいなぁと思っている、こたパパである😉。
安楽死法制化に思うこと
2025年7月16日
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