世界一貧しい大統領の訃報に思うこと

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

本日は「世界一貧しい大統領の訃報に思うこと」についてのお話。

 

皆様ご存じの通り、「世界一貧しい大統領」として有名だった、ウルグアイ元大統領のホセ・ムヒカ氏が、先週5/13に89年の生涯を閉じられたのだ。今から約9年前に来日した際は、かなり各メディアでも取り上げられたので、ご記憶の方も多いのではないかなぁ🤔。

 

こたパパも当時の事をよく覚えているが、大統領となってからも質素な平屋である自宅に住み、1987年製フォルクスワーゲンを運転し、農地を耕し、給料の大半を寄付されていたという、いわゆる「清貧の思想」を実践された人物である😲。

 

ホセ・ムヒカ氏は「大量消費社会」を批判し、当時から数々の名言を残されているのだ。その頃こたパパは会社が多忙で、「確かに言われていることは立派だなぁ」ということくらいしか感じなかったのだ。ただそれから約10年という歳月が経過して、こたママがいなくなり子供達が独立した現在、こたパパにはそれらの言葉が身に染みて理解できるのだ😌。

 

少し前に、こたパパは「幸福とはwill時間を増やすこと」という記事を記載したのだが、ムヒカ氏も強制されたものではなく、自分の好きなこと、選択したことに人生の時間を費やすことこそ“自由”なのです」と述べているのだ。当然こたパパは、まだムヒカ氏の域には全く達していないのだが、「人生(生き方)の方向性」としてはかなり似ているのかも知れないなぁ😆。

 

ムヒカ氏は大統領を退かれてから既に10年近くが経過していたのだが、首都モンテビデオの議会議事堂で執り行われた葬儀には、現大統領をはじめ、2日間で約10万人もの国民が弔問に訪れたということだから、いかに「国のリーダー」として国民から敬愛されていたかということがわかるのだ🙂

 

奇しくも今週末に、石破内閣の支持率が発足以来最低を記録したというニュースが流れていたなぁ。ちなみに2025年度世界幸福度ランキングでは、決して経済的に豊かとはいえないが、ムヒカ氏のようなリーダーを生み出したウルグアイが28位で、経済的には豊かだが、果てのない欲望競争社会で、かつ政治家が全く信用されていない日本が55位という結果を見る限り、ムヒカ氏の言うことはやはり正しいのだろうなぁと改めて感じた、こたパパである😉。

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