こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今日は「努力遺伝子ガチャ」についてのお話。
大体2021年頃から、「親ガチャ」という言葉が世に登場してきたのだ。親の経済環境や学歴、社会的地位やいわゆる「毒親(ギャンブル・アルコール中毒・虐待)」と言われるような家庭環境等を示す「環境ガチャ」と、身体的能力の高さや学習能力などを引き継ぐ意味での「遺伝子ガチャ」に大きく分けられると思うのだが、いずれにしても子供の自己責任ではないところで、社会的成功の確率がかなり左右されるという事実を、「皮肉」を込めて付けた名前なのだろう🤔。
この「親ガチャ」は色々な意味で、社会的にうまくいかない若者たちの「言い訳」や「逃げ」と捉える向きもあると思うのだ。確かにその一面もなくはないが、こたパパは一方で、親の経済状況と大学進学率の相関関係や、「知能学習能力」「運動能力」「忍耐力」等について、科学的医学的見地からの遺伝子が影響を与える割合を見た場合に、少なくとも「子供の努力が足りない」等の「個人責任論」だけでは片づけられない面も大きいと思うのだ😐。
さらに最新の遺伝子研究では、これらの前もって備わった各種能力の他に、「努力できる才能」も遺伝子レベルで決まっている(努力遺伝子)というのだ。もしこれが事実なら、以前「継続コンプレックス」という記事に記載した通り、こたパパの「何事も長続きせず何も達成したことがない人生」も、これが影響しているのかもしれないなぁ😓。
ベストセラー作家の橘玲氏の著書「言ってはいけないー残酷な真実」や、行動遺伝学の第一人者である安藤寿康氏の著書「生まれが9割の世界をどう生きるか」やその他様々な遺伝子研究結果、あるいは岡田斗司夫氏の各種Youtubeなどを拝見すると、「努力は天才に勝る」「そんなバカなはずはない」「努力は裏切らない」といった、教育的道徳論や感情論や根性論を抜きにすれば、「努力は遺伝に勝てない」といった「身も蓋もない結論」はある一定程度まで正しいのかもしれないな(オリンピック選手や一流プロアスリートクラスは明らかに遺伝の影響はあると思われる)😥。
ただ、これらの「各種ガチャ」に運悪く外れたからといって、その人の人生が必ず不幸になるわけではないことだけは間違いないと思うのだ。人生では様々な面において、ほんの少しの努力で改善できることもかなり多いのだ😁。
自分には、各種才能や努力遺伝子すらないのは素直に認めつつ、それを言い訳にせず、小太郎と何とか楽しく前向きに生きていこうと思っている、こたパパである😉。
努力遺伝子ガチャ
2023年9月6日
コメント