出稼ぎ日本人

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「出稼ぎ日本人」についてのお話。

 

こたパパが就職した約30年前は、すでに日本がバブル崩壊初期の頃だったが、それでも東南アジアを中心とする海外労働者が出稼ぎで数多く来日していたのだ。日本で10年働けば、故郷に家が建つと言われた時代である。それが今や状況は全く異なったものとなりつつあるのだ😥。

 

現在の日本は、既に魅力的な「稼げる」労働市場ではなく、元々外国人に閉鎖的な文化も相まって、既に海外労働者からは逆に敬遠されつつあるのだ。つまり昔からの、日本の労働力不足を海外の安い人材で補っていくといったやり方はもはや通用しなくなっているのだ。それどころか最近の超円安によって、日本人が逆に海外で働いて、日本に送金するといった時代に突入しつつあるのだ😲。

 

一昔前までは、日本の優秀な技術者が海外に高収入でヘッドハンティングされ、他国への頭脳流出が懸念される事態となっていたのだが、最近ではさらに事態は深刻化し、今や単純労働市場でさえ、海外で働く方が収入が圧倒的に高いといったケースが多い有様である😣。

 

時代の大きな流れとはいえ、この状態を静観すれば、日本の労働力不足は想定よりも早く進展し、ますます負のスパイラルに陥る可能性が高いとこたパパは感じているのだ😓。

 

海外で働く人材に対し「売国奴」的な主張をされる方もおられるのだが、こたパパから言わせれば全く的外れである。そもそも自由主義経済とは、基本的に自分が高く評価されるところに行くのが当たり前で、本人だって日本で相応の評価がされれば日本に残っているはずである。それを日本的横並び主義等で処遇した「自業自得」の結果であり、原因は本人ではなく日本社会自身にあるのだ😤。

 

ただ矛盾するようだが、こたパパはその一方で、若者が海外で働かざるを得ない環境になることが、日本社会の意識変革を促すことにつながるのではとも思っているのだ。結局日本人は、できることなら日本で働きたいと思っている方がほとんどのはずである。そのためには日本社会に何が必要か、どこを変えなければいけないかを真剣に議論する必要があるのだろう。これは決して現役労働世代だけの問題ではなく、その動向に影響を受ける年金世代にも大いに関係することである😐。

 

こたパパ自身もあと何年働くことになるかわからないのだが、こんな主張をしつつも、自分自身は何とか国内で65歳くらいまでそれほどあくせく働かずに、全国の「100年老舗グルメ旅」ができばと考えている、誠に自分本位が過ぎるこたパパである😜。


 

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