人生100年時代は本当か


こたパパです。

 

今日は「人生100年時代は本当か」についてのお話。

 

「人生100年時代」という言葉が出てきて数年になろうとしている。もはやこのことが「確定的な前提」で世の中が動いているし、世の中の多くの方が将来こうなると想定されていると思うのだが、少なくとも「日本」においては、様々な理由でこたパパはかなり懐疑的なのだ🤔。(全くの素人考えなので、確定的なものはないのだが・・😅)

 

よく平均寿命が毎年伸びているから、このままでは100歳まで生きる方がかなりの割合になると言われる。実際100歳以上の人口は2020年時点で50年連続増加している。ただ、その人数はわずか8万人程度である。また、この年代はほぼ毎年人口が増えていた時代なので、100歳まで生きる方が増えても、極めて自然な事なのだ🙂。

 

こたパパが、「人生100年時代」到来に懐疑的なのは、他にもいくつか理由があるのだ。

 

(1)子供の体力が低下し続けている。


文部科学省が昭和30年代から調査している「体力・運動能力調査」によると、子どもたちの体力は昭和60年代を境にずっと低下傾向だそうだ。TVゲーム等の普及で外で遊ばなくなりまた、野球やサッカーも禁止された公園がほとんどという環境要因もある。逆に栄養状態は戦後大幅に改善されたため、小学生から糖尿病等の成人病が見られるようになっている😨。

 

(2)都市化が進み、農村部は過疎化が進展する


こたパパは、今までの経験から、都市部と農魚村部でかなり平均寿命が異なると感じているのだ。恐らくどこの地域においても、「農魚村部居住の方の、元気で長生き傾向」は変わらないのではないか?こたパパは特に農業をされている方に元気な方が多い印象なのだ。朝早くから体を使って作業をされ、かなりの体力ある高齢者が多いからだろうな😁。

 

(3)食生活の変化


昔の日本は今よりかなり食料事情は悪かったが、逆に各種添加物や農薬はほとんどなく、有機栽培に近い、栄養価の高い野菜・玄米等が食べられた。これら各種添加物の長期間取得が人体に与える影響に関しての知見は不十分な点が多いが、少なくとも長寿化には寄与しないと思うのだ🤔。

 

(4)日本の長期衰退傾向


近年の、世界における日本の存在感の低下は誰の目にも明らかだが、この衰退傾向(貧困化)は当分続くと予想され、世の中全体の閉塞感は、様々な悲観的風潮を生み出し、結果として国民全体の健康(寿命)を損ねる結果を生み出しかねないと、こたパパは感じるのだ😖。

 

(5)平均寿命が延びても健康寿命が延びなければ意味がない。


仮に医学が発展して、長期間病院で過ごす条件で長生きできるということなら、それを希望される方はどのくらいおられるだろうか?単に不健康寿命が長くなっても、それは家族負担や医療費の増加につながるだけではないかと、こたパパは考えているのだ😢。

 

(6)そもそも誰が言い出したのか


日本では2016年に発売された「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本がきっかけだろう。そしてこのままでは年金・医療財政が破綻するとわかっている政府は、(一部保険会社等民間企業も)「人生100年時代」というキーワードをフル活用して、「一億総活躍社会」「生涯現役(一生働け)」大キャンペーンを展開し、年金支給開始年齢引き上げの世論形成や、各種医療社会保障費の抑制、さらに貯蓄から投資に回すお金を増やそう(株価維持)としていると、こたパパは考えているのだ😒。

 

純粋に医学の発展が長寿化に寄与という点では、こたパパも疑問の余地は全くないのだが、かといって平均寿命(余命)の進展が「100歳」まで伸びるほどではなく、先に示した、各種短命化(&まやかし)要因の方が、結果的に勝るというのがこたパパ見解なのである😜。

 

もし、「人生100年時代」が来ないと仮定すれば、実はそれによるメリットも少なくないのだ。例えば、将来の年金・社会保障費はかなりに削減されることになるだろう。つまり、将来若者負担する赤字国債発行額が減ることを意味するからだ😄。

 

まあ、この予想が当たるか当たらないかは大した問題ではなく、自分に残された健康寿命を、いかに後悔なく有意義に使えるかが大事なので、「100年老舗飲食探訪」等、興味のあることを全力で楽しもうと考えているこたパパである😝。

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