こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
本日は「日本のGDP4位転落に思うこと」についてのお話。
かなり地味な扱いだったので、ご存じの方はそれほど多くないかもだが、先週に日本の名目GDPが2023年にドイツに抜かれ世界4位に転落したというニュースがあったのだ😲。
まあドルベース算出なので、急激な円安が影響したことも大きいのだが、こたパパが入社した約30年前は、日本は世界第2位の経済大国と言われていたので、やはり隔世の感があるなぁ。さらに、2年後の2026年にはインドにも抜かれ、世界5位に転落することはほぼ確実である😐。
こたパパは、中国やインドなど、まだまだ発展途上人口が多い国の「GDP総額」が、急激な少子高齢化が進展する日本を追い越すことは特に何とも思わない(至極当然)のだが、人口が日本の65%しかいないドイツに、「GDP総額」で抜かれる(生産性の高さ?)のは少し気になったのだ🤔。
実際の国民の豊かさをより表す指標の一つは、「名目GDP総額」よりも「国民一人当たりの名目GDP」であろう。2000年からの順位を調べてみたのだが、日本の凋落ぶりは名目GDP総額順位よりはるかに凄まじいことになっているのだ😓。
バブル崩壊後の2000年においてさえ世界2位だったのだが、そこから毎年順位は右肩下がりで、2008年にはなんと24位まで急低下したのだ。その後4年間は若干持ち直したものの2013年~2021年まではほぼ20位台後半で推移し、直近のデータがある2022年には、何と32位まで低下しているのだ😭。
一人当たり順位算出に有利な「人口減少の日本」が、それでもさらにその順位を下げているのは、「労働生産人口自体の減少」と「労働生産性の低さ」の影響が大きいのだろうなぁ🤔。
もうひとつこたパパが気になっているのは、以前ブログにも記載した「世界幸福度ランキング」である。実は両者(国民一人当たり名目GDPと幸福度)ランキングの上位国には一定の相関性(北欧、欧米各国が上位を占める)があるのだ(まあ「民主主義国が完璧でない」にせよ、「権威主義国よりはまし」という指標としてもよく使われる)😁。
もちろん日本の人口動態は今後数十年変わることはないので、各国と比較して、例えば「労働力人口の減少」などGDP算出に不利な条件はあるのだが、たとえ名目GDP総額で日本が小国となり、世界経済における存在感が低下しても、北欧やルクセンブルク、デンマークといった国々のように、国民がそこそこ豊かで幸福度の高い国になる可能性は若干残されていると思うのだ🤔。
もちろんそのカギを握るのは「女性・高齢者の社会(労働)参加」や、AIなどをフル活用した「労働生産性の向上」なのだろう🙂。
などと漠然とは感じてはいるものの、自身は年金支給開始年齢になったら、リスキリングもせずさっさと仕事をリタイヤして、時々ネット等で不労所得?などを得ながら、こたママや二代目小太郎と全国をのんびり節約グルメ旅したいなぁとぼんやり思っている、全くどうしようもないこたパパである😉。
日本のGDP4位転落に思うこと
2024年2月21日
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