こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、本家 新垣菓子店さん。
那覇観光の主要スポットである首里城そばを走る、県道29号線(龍潭通り)において、沖縄県庁文化観光スポーツ部の建物前交差点をゆいれーる儀保駅方向に左折した、住宅街の路地の一角に、小さいが風格あるお店を構えるのが本家 新垣菓子店である😄。
沖縄には、「新垣御三家」ともいうべき3つの主要なちんすこう店(本家 新垣菓子店、新垣ちんすこう本舗、新垣カミ菓子店)があり、親族でもあるのだが、最も規模の小さい本家 新垣菓子店が、琉球王朝以来の伝統を継承する、文字通り「本家」なのである😜。
実はこちらのちんすこうは、お店に直接お伺いしてもほとんど購入できないのだ。家族経営で1日の生産量が極端に少ないために、通常はお店に伺う1週間~1か月前に電話予約して、沖縄訪問時にお店に取りに伺うというスタイルなので、当日お店販売分がほとんどない日が多いのだそうだ。このため、「幻のちんすこう」とも呼ばれているのだ😲。
入口を入ると、右手壁面には歴代の受賞賞状がずらりと展示されているのだ😆。
正面奥には琉球王朝時代のものだろうか、立派な書が掲げられているのだ😝。
入口正面には、小さなショーケースがあるのだが、事前の情報通り商品はほとんど陳列されていなかったのだ😀。
ショーケースの上には、商品価格表が置かれていた。こたパパは会社のお土産も含めて、ちんすこう12個入(箱詰め:850円)を3箱、事前予約して訪問させて頂いたのだ😜。
こちらが、12個入りの箱。文字は金の箔押しで高級感があるのだ😁。
1袋に2個入っているので、個数としては24個になるのだ😆。
箱の中には、琉球王朝時代の初代から当代に至る略史が添えられているのだ😜。そして真ん中の紋は、左三つ巴といわれる琉球王家の紋章であり、この紋章を王家から直接賜ったのがこのお店なのである😲。
切ってみた感じ。外観で言えば、通常のちんすこうのようなギザギザが見当たらない。食して見ると、食感は「さっくり感はあるが、多少のしっとり感もありパサパサ感がない」という感じ。原材料がシンプル(小麦粉、砂糖、ラード)なので、素朴だが優しい甘さが広がる、美味しいちんすこうである😄。
このお店は、創業としては1910年になるのだが、実際のちんすこうとしては約200年の歴史を持っているのだ。女将さんにお伺いしたところ、この味を守るためには大量生産はできないし、するつもりがないとのことだった。こたパパはそこに「本家」としてのプライドを感じたのだ。これからも長くこの「幻のちんすこう」を守って頂きたいと感じたこたパパである😉。
店名:本家 新垣菓子店
創業:1910年(明治43年)
住所:沖縄県那覇市首里赤平町1-3
電話:098-884-3413
営業:10:00~19:00(日曜17:00)
定休:土曜
創業:1910年(明治43年)
住所:沖縄県那覇市首里赤平町1-3
電話:098-884-3413
営業:10:00~19:00(日曜17:00)
定休:土曜
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