まつだ松林堂


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、まつだ松林堂 さん。

 

以前ご紹介した中村屋さんからわずか100m。県道121号線(駅前通り)と県道238号線(中央通り)の交差点付近に風格あるお店を構えるのが、まつだ松林堂である。遠野銘菓の「明がらす」の元祖として知られるお店なのだ😄。


入口から右手には小さなイートインスペースが設けられているのだ😃。


店内には天皇皇后両陛下を始め、皇室にお菓子を献上された際の感謝状等が掲示されているのだ😲。



こちらは、大正時代の写真だそうだ😃。


また、壁面棚には過去受賞盾類が展示されているのだ😄。


店内右手奥には、ロールケーキやバームクーヘン各種😀。和菓子専門店と勝手に思っていたので、少々驚いたな😅。


お店中央の木製ショーケースには、各種和菓子と贈答用詰め合わせ。



数あるお菓子の中でもこのお店の代表銘菓といえば、間違いなくお菓子単独で100年以上の歴史をもつ「明がらす」である😁。製法は一子相伝であり、お店の壁面には、当代と息子さんが写った写真も飾られているのだ😆。


ということで、こたパパは今回最小サイズである「明がらす(6個:400円)」を購入させて頂こうとしたのだが、こたパパが「100年老舗節約グルメ旅」を小太郎としていることを知ると、「明がらす」をプレゼントして頂いたのだ。有難いことである😌。


非常に小さいのだが、上質な包み紙のシンプルで上品なデザインである😃。


切ってみた感じ。材料は米粉・ごま・くるみである。お菓子の形を明け方の空に見立て、くるみの切断面がカラスに似ていたことから「明がらす」と命名されたそうだ。食してみると米粉の食感が独特で、ごまの香りとくるみの風味を感じる素朴で上品なお菓子である😝。


実は、当代の女将さんと少々話をする時間があったのだが、そこで衝撃的な事実を知らされたのだ。実は昨年店裏から出火し、蔵に保存してあった、明治時代から受け継がれてきた、各種お菓子道具や書物のほとんどが焼失してしまったのだ😰。

 

幸い、ご家族にケガはなく母屋や工場も無事だったのだが、当時のショックは計り知れないものだっただろう。また、全てダメだと思っていた蔵の中から、江戸時代に作られた、非常の価値のある男びなと女びなだけが奇跡的に無事だったそうだ😄。

 

こたパパは女将さんに、恐らくご先祖様が古いものだけの焼失に守って頂いたのだし、老舗和菓子店が後継者不足の中、息子さんが後を継がれていることも非常に幸運だという話をさせて頂いたのだ😐。

 

お店はコロナ等の影響もあり非常に大変とのことだったが、これからも遠野銘菓「明がらす」の元祖のお店として、明治時代から続く伝統を継承していってもらいたいと感じた、こたパパである😉。


 

店名:まつだ松林堂
創業:1868年(明治元年)
住所:岩手県遠野市中央通り1-7
電話:0198-62-2236
営業:8:00~19:00
定休:水曜

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