100年老舗は日本の宝

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「100年老舗は日本の宝」についてのお話。

 

以前、「盛者必衰と栄枯盛衰は世の習い」という記事の中で、長期的な日本の衰退は避けられないと書いたのだが、こたパパは今後日本が少しでもその速度を遅らせるために必要な施策の一つが「インバウンド需要の拡大」だと考えているのだ😃。

 

この点については、政府も含めほとんどの皆様が同じように考えられていると思うのだが、最近の超円安でますますその環境は整ってきていると思うのだ😁。

 

しかし、当然ながら「物価が安い国」ということだけでインバウンド需要が盛り上がるわけではない。そこには外国の方々から見て魅力的なコンテンツや環境がなければならないのだ😃。

 

外国の方から見た日本の魅力で、よくあげられるのが「治安の良さ(親切さ)」「料理の美味しさ」「富士山等の自然遺産」「神社仏閣等の歴史遺産」などである。その他「相撲・歌舞伎・お茶屋等の伝統文化」や最近では「アニメ・アイドル(各種おたく)文化」も入るのだろうな🤗。

 

こたパパの「100年老舗節約グルメ旅」は、こたママと有名老舗店の美味しいものを食べ歩くという極めてミーハー的発想から始まっているのだが、実際始めて見て、飲食店に限らず日本の100年老舗自体が、海外の方々から見て非常に魅力的なコンテンツになりうると感じているのだ😍。

 

今から2年前に日経BPコンサルティング・周年事業ラボで、100年企業の国別調査を行ったのだが、日本はその数で断トツの世界一である😜。

 

こたパパは少子高齢化が急速に進み、食料自給率も低く、資源もない日本が外国の方々にこれからアピールすべき有力なコンテンツの一つが「歴史」だと感じているのだ🤔。

 

ただ、飲食店に限って言えば「100年老舗」の置かれている環境は極めて厳しいのだ。こたパパが今まで訪問させて頂いた印象では、後継者不足の主たる要因は「経済的理由」である。つまり「儲からない」ということだ😥。

 

市場や顧客ニーズの変化等、時代に対応できていないということはもちろんあるだろうが、それにチャレンジするだけの「経済的余力」がないというのもまた現実なのだ😫。

 

こういったお店への支援制度(無担保無期限融資等)を構築すれば、全てではないがそれで復活するお店もあるはずだ。もしこれで100年以上の歴史が守られ、インバウンド需要が呼び込めれば、全体として一定の費用対効果は確保できるのではないか🤔?

 

その一方で、いわゆる「カジノ法案」でいくらお金をかけてドバイのような高層ビルやカジノを建設しても、それが日本らしい魅力的なコンテンツとは思えないし、ざっくり言えば世界のどこに作っても成立するものである😑。

 

現在日本においても「100年老舗」はどんどん減少傾向にあると思われるが、これは非常にもったいないことである。「100年老舗は日本の宝」という観点に立って、特に観光庁には各種100年老舗ツアー企画や予算確保等に頑張って頂きたいと感じる、こたパパである😉。

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