盛者必衰と栄枯盛衰は世の習い

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「盛者必衰と栄枯盛衰は世の習い」についてのお話。

 

先日あるテレビ番組の中で、最近気鋭の経済学者として大注目されているイエール大学の成田悠輔氏が出演されていた。その中で司会者が、これからの日本が衰退していくことについてどうしたらよいかとの答えに対して、彼はさらりとこう答えたのだ。「そういうものでしょ」😅。

 

古今東西、国が栄えて衰退していくのは歴史を見れば明らかだ。エジプト、ギリシャ(ローマ帝国)、モンゴル帝国、中国歴代の国々、近代においてもスペインや大英帝国など、世界の一時代を築いた国々はいまではほとんどが「普通の国」である😀。

 

日本も戦後からバブルまでは世界に類を見ない急成長を遂げ、ジャパンアズナンバーワンなどともてはやされた黄金期を終え、今や緩やか(ちょっと急激?)な衰退期にあるのは誰の目にも明らかだ😑。

 

政治家や官僚の方々は、「これではいけない」と様々な政策を考えており、そのこと自体は別に良いと思うのだが、こたパパも人口動態等から「結局数十年レベルでは、日本衰退の大きな流れは変わらない」と思うのだ😃。

 

また彼はこうも言っていた。「負け状況の中でイチかバチか一発逆転を狙う政策(ギャンブル)はほぼ間違いなく失敗(負ける)する」😫

 

こたパパは、いわゆる「座して死を待て」と言っているのではない。現在の政治体制にもよるだろうが、先に挙げたかつての「先進国」(特に現在民主主義国)の国民は、たとえ「普通の国」になっても平穏に暮らしている方が多いのだ😄。

 

一発逆転を狙うような一見華やかで夢のある(ように見える)施策を実行し、失敗して衰退を加速させるくらいなら、現在置かれた状況を冷静に判断し、国が破綻しないよう、緩やかな衰退を無理なく甘受する現実的施策もあると思っているということである🙂。

 

ただし、企業(個人)レベルにおいては復活のチャンス(栄枯盛衰)はまだまだ大いにあるだろう。ここでこたパパが考える、参考になる企業は「リクルート」である😝。

 

高度成長期に当時東大生だった江副浩正氏が一代で築いた大企業だが、リクルート事件等で、一時期ダイエーに買収されるという苦難の時期を経て再度経営自立を果たし、現在はAirワークやIndeed等のサービスで大復活を遂げている、学生にも大人気の企業である😁。

 

正直いろいろブラックな面もあるのだが、こたパパがトータルとして優れていると思うのは一貫した「社員の自立性とモチベーションを軸とした事業展開」である。実際リクルート社からは数多くの優秀な経営者が輩出されているのだ😲。

 

以前サントリーの新浪社長が「45歳定年説」と発言し炎上していたが、年功序列が当たり前だった時代から、「38歳定年制」などの実力主義を徹底し、頑張れば若い人材でも事業を展開できる「自由感と厳しさ」にあこがれた学生も多いだろう😍。

 

かなり落ち目の超保守的大企業であるこたパパの会社にも変革の波は着々と迫ってきており、こたパパのような中高年世代には厳しいのだが、概ね正しい方向に進んでいると思う。こういった企業(個人)レベルの変革が進展すれば国全体としての衰退も緩やかなものになるのだろうな🙂。

 

ただ既に50代半ばという年齢なので、もはや仕事内容の変革云々ではなく、とにかく「100年老舗節約グルメ旅」のための「セミバンライフ」が実現できるように、お金と時間を何としても確保したいと考えている、最近ますます自分本位になってきているこたパパである😜。

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