今後のテレビの役割

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「今後のテレビの役割」についてのお話。

 

テレビ離れが叫ばれてもう久しいのだが、2020年の10月に、NHK放送文化研究所で実施した調査では、今や10代・20代の半数がテレビを視聴しておらず、30代・40代も5年前に比べて10%以上減少し、3割超が全くテレビを視聴していないのだ(ちなみに長男もテレビ自体持っていない)😲。

 

昔は家庭団らんの中心ツールとして、時には家族でチャンネル争いが起きるなどという懐かしい時代は、もうすっかり過去の出来事となってしまったのだ😐。

 

その一方で、総務省が2021年8月に発表した情報では、10代から60代の平均値で、インターネット利用時間がテレビリアルタイム視聴時間を上回ったのだ。つまり、娯楽時間自体が減少したのではなくメディアの主役がテレビからネットに移行したということだ🙂。

 

そもそもテレビで、リアルタイム視聴が必要と思われるコンテンツ(野球中継等)自体がかなり減少している。趣味嗜好の多様化もあって、ドラマや音楽、クイズ番組等については、有料だが好きな時にいつでも楽しめるAmazonPrimeやNetflix等があり、さらに無料のYoutubeやTikTokにも魅力あるコンテンツがあふれている😆。

 

さらにInstagramやTwitter、FacebookなどのSNSで双方向コミュニケーションが簡単に取れるとなれば、テレビからネットへという流れは今後不可逆的だと思われるのだ😶。

 

さらに最近テレビ番組自体がとみにつまらなくなったと言われるが、確かにどこのチャンネルでもクイズ番組かグルメ旅番組がものすごく多い。予算不足等でテレビ番組のスケール自体が小さくなったことが主因だろうが、この傾向をさらに加速しているのはBPOの存在ではないか。いわゆるBPOを意識したテレビ局の過剰な「自主規制」である。象徴的なのが、年末恒例の人気番組であったダウンタウンの「絶対笑ってはいけない」シリーズの打ち切りであろう😥。

 

民放各局の親会社はどこも「大手新聞社」なのだが、新聞発行部数は年を追うごとに大幅に減少し、もはや崩壊寸前とさえ言われる惨状である。今までのように稼ぎ頭だった子会社のテレビ局を支援する余裕など全くなく、今後日本の新聞社を中心とした主要メディア業界はかなり厳しい状況に追い込まれるだろう😫。

 

では、今後テレビ業界に全く役割がないのかと言われれば、こたパパは今のところはそうでもないと思っているのだ。現在ネットを利用されていない方々への情報提供はもちろんだが、こたパパが当面テレビに期待したいのは、報道番組等における「フェイクニュース」対策である😃。

 

ネットが普及するにつれ、「フェイクニュース」がかなり問題となっている。「フェイクニュース」を信じた人たちが騒ぎを起こしたり、意図的に「フェイクニュース」を流すことで、社会を混乱させたり対立をあおることが日常的に行われているのだ😣。

 

これだけ世間に情報があふれていると、何が真実かを見極めることが非常に重要なのだが、その役目を、一定の公的な役割とスキルを持つテレビ局ができないかということである😁。

 

現在のロシアや、わが国でも先の大戦下のように、国営放送自体がフェイクニュース(大本営発表)を流すことは論外だが、真実かつ重要な情報を取捨選択して国民に提供すれば、そのテレビ局の信頼性は格段に高まるであろうし、一定の視聴率やスポンサー収入も見込めるのではないか🤔?

 

こたパパは、ネットでも提供できるクイズ番組やドラマ、大食いグルメ番組等を全て放棄して、質の高い報道やドキュメンタリーだけに特化したテレビ局があっても良いとさえ思っているのだ😁。

 

まあここでいうほど、事は単純ではないのはわかっているのだが、「100年老舗節約グルメ旅」やブログ、Twitterを始めてからほとんどテレビを見なくなったので、正直言えばそこまでテレビ局に関心がない、こたパパである😜。

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