与野党党首選に思うこと

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

本日は「与野党党首選に思うこと」についてのお話。

 

9月に入り、与野党の党首選が本格化してきた感があるのだ。いわゆる「裏金問題」があった影響で、自民党はもちろんのこと、最近では今までほとんど日の当たらなかった野党の党首選まで、毎日ニュースに取り上げられているのだ😲。

 

特に自民党は「派閥の締め付け」がなくなったため、様々な陣営の思惑入り乱れた感」があって、結構面白い展開である。特に若手国会議員は、次期総理(選挙の顔)が誰になるかに、自分の当落がかかってくる方が多いので必死だろう。まあ、実際は国民より自分のためという国会議員が多いとしても、以前のように派閥のボスたちが密室で決めるよりずっと健全である😁。

 

こたパパは、ここで各党候補者個々の評判や資質について語る気は全くないのだが、今回の与野党党首選は、国民が政治に関心を向ける「イベント」としては非常に良いことだと思うのだ🙂。

 

ただ、一方でこたパパは、与野党問わず誰が総理大臣になっても、日本最大の課題といっていい「少子高齢化問題」は、いくらDXや各種子育て支援策等を頑張っても「大きく改善することはない」と思うのだ。これは「悲観論」という意味ではなく、各種データを基にした「現実論」である🤔。

 

特に若手リーダーが「今までのしがらみを断ち切る」だとか、「全く新しい日本を作る」などと高揚感あふれるフレーズを発すると、本当に幸福な社会が到来するような錯覚にとらわれるのだが、日本の政治では総理大臣一人の個人資質(能力)などで政策が決定できることなどほとんどない(つまり、あまり関係ない)のだ。残念ながら現状では、アメリカや財務省や財界との関係(意向)などを無視した改革などできっこない(やろうとすれば必ずつぶされる)からである😢。

 

また現在の日本で政治的な「タブーに挑戦する」ということは、すなわち人口の多くを占める高齢者(既得権益層)を事実上敵に回すということとほぼ同義である。(だからこそ今まで手付かずだったのだ)😓。

 

具体的に言えば、社会保障費の削減(年金カット・高額医療制度廃止等)や、解雇規制緩和、事実上の移民(表現は技能実習生)政策受け入れなどだが、こたパパは総理の資質云々の前に問われるのは、高齢者(既得権益者)側の覚悟だと思うのだ。つまり、子や孫の世代のためには、高齢者及び我々世代の高齢者予備軍が、これら様々な痛みの伴う改革の大半を引き受けなければいけないということである🙂。

 

と、かっこよく言ってはみたものの、あと数年で年金受給年齢に達し、かつその後は全く働きたくない自身としては、やはり痛みの少ない「緩やかな改革」を希望している、全く理想と現実のギャップを埋めきれない、情けないこたパパである😅。

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