日本の出生率からみた未来

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「日本の出生率からみた未来」についてのお話。

 

日本の出生率低下が本格的に叫ばれてから、もう20年以上になると思うが、先日発表された2021年の最新数値を見る限り、政府の対策は一向に効果がないようである😥。

 

コロナ禍の影響があったとはいえ、それ以前の6年も前から出生率は一貫して低下し続けており、昨年は過去4番目に低い数値となったそうだ😑。

 

この数値発表の少し前に、今年初めて世界一の富豪となったイーロン・マスク氏が「日本はいずれ消滅する」と発言し話題となったが、こたパパはいよいよこれが現実化してきたなと感じるのだ😣。

 

もとより、少子高齢化は予測されていた未来なのだが、いわゆる「シルバー民主主義」により、年金削減や労働規制緩和等の痛みを伴う改革は先送りされ続け、日本経済は低迷し続けている😯。

 

このため、国債や現物株式を日銀が大量に直接引き受ける、いわば「禁じ手」で低金利・株価維持を図るといった、もはや「にっちもさっちもいかない状況」になりつつある😓。

 

これに円安が加わり、物価上昇圧力が強まって、万が一にも金利が上がれば1000兆円以上の赤字国債を垂れ流してきた日本は、人口減の物理的消滅の前に社会インフラが崩壊し、先進国どころか、世界各国から買いたたかれる貧しい後進国に転落するだろう😨。

 

とはいえ、今後政府はある程度までインフレをあえて傍観し、国民にいわゆる「インフレ税」を課すことで、国民金融資産を事実上国債の穴埋めに使うだろう。以前アメリカのサマーズ財務長官が予言していた、「日本は貧しい国になる」の本格到来である🥶。

 

もはや日本の人口維持には移民政策しかないわけだが、移民に対し、非常に抵抗感の強い国民性から考えてすぐに実現するとは思えないので、中長期的にもはや「緩慢な衰退」を甘受するしかないのかな🤔。

 

光明があるとすれば、日本はまだ労働生産性向上の余地が高いため、DXの進展で「ブルシットジョブ」を一掃し、国民意識が向上すれば、しばらくは持ちこたえられるかもしれないな。

 

また遅まきながら、年金支給額削減と支給開始年齢引き上げは急速に進むだろうから、現在50代半ばのこたパパも70歳まで働くことになりそうだ😖。

 

まあ、無責任なことを言えばこたパパはこたママもいないし、もう先があまりなくても良いのだが、子供達の世代は「日本」という狭い世界ではなく、「世界」を意識した生活防衛(仕事も投資(各国通貨・株式分散保有等)も)を考える必要があるだろうな🤔。

 

「気候変動問題」や「出生率」といった、中長期的な問題が後回しになるのは、政治的にある意味やむを得ないのだが、これらの問題が怖いのは、「急速な改善が不可能」ということだ😣。

 

かすかな光明はなくもないが、「天然資源」や「人口資源」のない日本は、世界の中でもより負の影響が大きくなるだろうと感じている、自分の老後も含めて少々悲観的なこたパパである😞。


 

 

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