田中屋本店


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、田中屋本店 さん。

 

東武アーバンパークラインの岩槻駅東口から伸びる、県道399号線を直進し、県道2号線との岩槻駅入口交差点を右折して200mほど進んだ、道路沿い左手に風情あるお店を構えるのが、田中屋本店である。この建物は元々道路拡張工事で取り壊された建物の裏手にあった蔵なのだそう。まだ若き9代目(8代目娘さん)によると、前回ご紹介した時乃鐘田中屋さんとの現在資本関係はないのだが、初代はこちらのお店で修行されていたようである😃。


店内右手には、休憩用木製ベンチ😃。


その横には、昔使っていたと思われる大きな木製箱が展示されているのだ😁。


その箱の上部壁面には、明治35年当時のお店一覧地図が掲示されているのだ😁。


店内右手奥側には、「武州岩槻町屋のれん会」ののれんが掲示されているのだが、そのさらに奥手には、雰囲気のあるイートインスペースが設けられているのだ😜。



さらに店内左手壁面には、明治大正時代に使われていたお菓子の木製型がずらりと展示されているのだ😲。


店内正面には木製ショーケースが設置されていて、単品菓子やその詰め合わせが陳列されているのだ😁。


こちらは昔ながらのお団子類やお饅頭、蒸し羊かん等😃。


「にっきが香るお菓子」といえば、愛媛県今治市のムロヤ菓舗 本店さん、「どうかん」といえば、神奈川県伊勢原市の新店さんが思い出されるなぁ😝。


9代目にお薦めをお伺いしたところ、「栗最中」とのこと。お店壁面には過去受賞賞状も掲示されているのだ。実はこの商品はつぶあん、白あん、ゆずあんの3種類があるのだが、不思議なことに実際に栗入りは白あんのみなのだ。理由をお聞きしたのだが、昔からこうとしかわからないとのことだったな😲。


幸い3個入りパッケージ商品があったので、今回こたパパは「栗最中(3個入り:570円)」をひとつ購入させて頂いたのだ😝。


切ってみた感じ。外形は全て栗形状。ピンクの白あんのみ栗入りだが、丸ごと1個ではなく、砕かれた栗が入っているのだ。食してみると、ゆずあんはさわやか系、小豆は甘さしっかり系、白あんは栗入りのためか、味が濃厚で、こたパパ的には一番かな🤤。


実は、このお店は8代目の代で閉じる話もあったのだが、結婚を機に家を離れていた娘さんである9代目が戻られてお店を継承されたのだ。この話は、愛知県名古屋市の元祖 鯱もなか本店さんのケースとよく似ているなぁ。全国的に100年老舗店の後継者不足が深刻化する中で、岩槻市最古の和菓子屋さんの伝統が守られて良かったなぁ感じた、こたパパである😉。


 

店名:田中屋本店
創業:不明
(江戸時代嘉永年間
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町2-2-43
電話:048-756-0045
営業:9:00~18:00
定休:日

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