ムロヤ菓舗 本店


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、ムロヤ菓舗 本店さん。

 

今治市中心部にある今治商店街において、海に近い常磐町の一角にこじんまりとしたお店を構えるのが、ムロヤ菓舗 本店である。

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お店に入ると、女将さんがお出迎え頂いた。お客様はこたパパだけだったので、ご主人とも一緒に、いろいろお話させて頂くことができたのだ😆。

 

お店の中はそれほど広くない。入り口付近には、彩り豊かな和生菓子が展示されている。これが本当に美しいのだ😍。

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その昔、お菓子博に出品したお菓子も展示されている。この繊細さ凄くないですか😲。

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100年以上前の杯。全て絵柄が異なっているのだ😃。

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ショーケース内には、品数は少ないものの歴史あるお菓子が並んでいる。まず冷蔵ケース内には和生菓子や涼菓類😀。

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続いて、タルト類😄。

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そしてカステーラ。実はここのご主人はカステーラ作りの名人であり、今でも全国の菓子博等に審査員として招かれるほどの腕前なのだ😲。

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女将さんに代表銘菓をお伺いしたところ、断トツで「一位木(あららぎ)」というお菓子だとのこと😆。

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ということで、早速「一位木(4個:280円)」を購入させて頂いたのだ😝。そういえばお店の中央に大きな木製看板が展示されているな😁。

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女将さんによると、この木は本当のイチイ(別名あららぎ)の木だそうだ。この木は神主さんが持っているあの細長い木:笏(しゃく)の材料として有名である。購入当時は相当高価だったと苦笑されていた😜。

 

女将さんによると、当初はお菓子の「一位」を目指して、先代が「一位(あららぎ)」と命名されようとしたのだが、お菓子に「一位」と命名するのは余りにおこがましいと考え、最後に「木」の字をつけて「一位木(あららぎ)」命名としたという逸話を教えて頂いたのだ😄。

 

早速家で食してみた。銀紙の包装が、いかにも手作り感満載で嬉しい😝。

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中身は焼きまんじゅうのようだ。外見はオーソドックスだな😄。

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切ってみると、黄身餡がぎっしり。皮は厚めのしっかり系だ。

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口に入れるとまず広がるのが、ニッキの香り。ニッキ系のお菓子は、高知県にある、沢餅茶屋のお茶屋餅以来だな😉。こたパパはニッキ系は好きなのだが、好みは分かれるであろう、外見ノーマル、中身変化球的な焼きまんじゅうである😜。これなら、お茶だけではなく、コーヒーや紅茶とも合うのではないかな😁。

 

ちなみに後継者のお話をお伺いしたところ、お子様やお孫さんはおられるようだが、まだ決まっていないとのこと。ご夫婦の年齢からするとお子様はすでに別職業のようだ。お孫さんの話をされたので、多少の期待を持たれているのかとこたパパには感じられた🤔。

 

実はこたパパは、この一位木(あららぎ)ご夫婦にプレゼントされたのだ😆。15分ほどお話させて頂いた上に、最後まで何故か決して代金を受け取ろうとされなかった。さらに女将さんは犬が大好きとのことで、小太郎と写真まで撮って頂いたのだ。

 

商店街は、正直シャッターが下りているお店が多く、元気がない感じではあったが、お孫さんがこの歴史あるお店を継いで頂くことを、願わずにはいられないこたパパである😌。

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店名:ムロヤ菓舗 本店
創業:1879年(明治12年)
住所:愛媛県今治市常盤町1-6-2
電話:0898-22-0692
営業:9:00~19:00
定休:水曜

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