こたパパです。
今日は「もう一つの銀婚式」の話。
こたパパとこたママは、以前から100年老舗飲食探訪の旅を開始する際に、夫婦二人と小太郎が車中泊できる車を買う話をしていて、いくつかの候補車も選定していたのだ。なにせ、こたパパの車は現在24年目に突入しているのだ。
昨年12月にこたママがいなくなって、今年3月に車検が来た際に、当初こたパパは心機一転の気持ちもあって、車を買い替える予定だった。しかし結局見送ったのだ。
考えてみればこたパパの車は、子供たちが物心つく前から家族とずっと一緒にいた。次男が生まれる前からだ。家族でお出かけできるように、当時流行し始めていたミニバンを購入したのだ。子供たちが赤ちゃんの頃から、こたママと二人で病院に連れて行ったり、小学生の頃は家族5人でよくキャンプに行ったものだ。
こたパパの車の左前ドアには大きな傷があるのだが、長男が熱性けいれんを起こした時、ペーパードライバのこたママが、無理に運転して病院に連れて行く途中に、樹木に接触した時のものだ。この時こたパパは、なぜ救急車を呼ばなかったのかこたママを叱ったのだが、こたパパもこたママも傷はあまり気にしない性格で、かつ当時あまりお金がなくて修理しないままでいたのだ。
子供たちがいたずらでつけたひっかき傷もそのまま残っている。夜間帰省中に高速道路でタイヤがパンクして、JAFレッカーにけん引されたり、交差点で出合い頭接触もあった。こたママがいない今、この車を処分すれば、助手席が定位置だったこたママや家族との思い出や記憶が薄れる感じがしたのだ。
車検工場の方からは何かあれば修理部品がないかもと言われたが、そうなったときに判断すればよいのだ。かくして、こたパパは結局今回も車検を通したのだ。事故等がない限り、次回車検時には25周年となる。こたママとの銀婚式に続く、こたパパの「もう一つの銀婚式」だ。この判断を、天国のこたママもきっと喜んでいるはずだ😝。
以前伊藤かずえさんがシーマに30年乗り続けて話題になったが、今のこたパパにはなんとなくその気持ちがわかるのだ😃。
燃費は悪いし、道路音は大きいし、ドアミラーは片方動かず、車体は傷だらけで、エアコンはあまり効かず、後ろのパワーウインドウは開けるとガタガタうるさいこのおんぼろ車で、当面はこたパパとこたママ(ペンダント)と小太郎は3人で「100年老舗飲食探訪の旅」を続けるのだ😁。
こたパパ車のバックステッカー
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