ご飯のお供(福井編)

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 


今回は、ご飯のお供(福井編)について。

 

一昨年6月にスタートした、ご飯のお供シリーズ第29弾は福井県だ。

 

こたパパの中で福井県の「食」と言って一番最初に思い浮かぶのが、今や超高級食材である越前ガニである。また福井県民のソウルフードである、ソースカツ丼越前おろしそばも印象的だな。特に越前おろしそばをある有名店で初めて食した時には、あまりの美味しさにおかわりを2回して、こたママに呆れられた思い出があるのだ。お菓子で言えば、羽二重餅水ようかんなども有名である😆。

 

ただ、「ご飯のお供」という観点で言うと、忘れてはならない食材があるのだ。それが「鯖」である。若狭国(現在の小浜市周辺エリア)は、古来より天皇家に食を提供する「御食国」として知られ、当時大量に獲れた鯖を塩漬けにして都まで運ぶ道のりは、現在に至るまで通称「鯖街道」と呼ばれているのだ。

 

また近年その歴史的価値が高く評価され、2015年には「鯖街道」日本遺産にも登録されているのだ。ということで、こたパパが今回選択させて頂いたのは「焼き鯖寿司発祥のお店」としても知られる、越前三国湊屋さん提供されている、「まんま鯖(615円)」である。ごはんの「まんま」と焼き鯖「そのまんま」を掛け合わせたネーミングだそうだ😁。

 

実はこのお店の代表である中本貴久氏は、醤油の持つ本来の価値を引き出し、独自の創意工夫により巧みに使いこなす醤油使いの匠に対して贈られる称号である、第6回「醤油名匠」にも登録されているのだ😄。


まずは王道のご飯から。原材料は鯖、醤油、清酒、砂糖、食塩と極めてシンプル。食してみると、食感は文字通りかなりの「手ほぐし感」があるのだ。最初の一口において醤油感は少々強めだが、鯖の身が口の中でほどけていくにつれ、いい塩梅になる感じ。もちろんご飯のお供としては申し分ないが、このままでお酒のつまみにもなる逸品である🤤。


次にこたパパは、この「まんま鯖」を使って、ホームページに記載のあったペペロンチーノを作ってみたのだ。素材の味を確かめるために、ニンニクと唐辛子及びトッピングのネギ以外はあえて何も入れなかったのだ。できたのがこちら。食してみると、醤油が効いているため、和風感が増すのだ。サバ感が強いため、好みは分かれるだろうが、こたパパは十分美味しく感じたのだ。量が少ないので試せなかったが、これ以外にもサラダやチャーハンにも応用できるようである🤤


今回は、こたパパご飯のお供シリーズ初食材となる「焼き鯖」が経験できてよかったな。残念ながら、小浜エリアでは天然鯖はほとんど取れなくなってしまったのだが、近年「よっぱらいサバ」と呼ばれる養殖業が盛んになっているのだ。これからも、伝統ある鯖加工文化を守っていって頂きたいと感じた、こたパパである😉。



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