近藤誠さんについて思うこと

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今日は「近藤誠さんについて思うこと」についてのお話。

 

先日、近藤誠さんがお亡くなりになられた。がん患者当事者やそのご家族であれば、一度はその名前を耳にしたことのあるではないだろうか?様々な著書を残されたが、もっとも有名な著書は「患者よ、がんと闘うな」であろう🙂。

 

こたパパは、こたママが希少がんのステージ4という診断を受けたとき、その治療法選択についてこたママとよく話をしたのだ。標準治療法が確立されていない状況において、既存の抗がん剤治療を選択すべきか否か、こたパパはこの時、近藤誠さんの著書も読ませて頂いたのだ😃。

 

近藤氏の主張を、がんに対する「敗北」ととらえる向きもあるようだが、患者の余生におけるQOL(人生の質)を考えた場合、少なくともそれまでのように機械的に「抗がん剤治療」を選択する必要がないという発想は、それまでの医学界にはなかったことだろう🙂。

 

近藤氏の評価については様々だと思うのだが、抗がん剤一辺倒の治療方針に一石を投じたこと自体に大きな意味があったと、こたパパは思っているのだ😃。

 

慶応医学部卒という、いわば日本最高峰のエリート医師だったにもかかわらず、「反抗がん剤」という主張をされたために、当然保守的な医学界からはほぼ集中砲火に近い反撃を受け、さらには、自分自身の立身出世を犠牲にされても大学に残り続けたため、かなり肩身の狭い思いもされたに違いない😥。

 

結局こたママは、近藤氏の主張ではなく、食事・運動療法とセットでの積極治療(抗がん剤)を選択した。1年半の闘病期間は本人はもちろん、こたパパにとっても精神的・肉体的にかなりつらいものとなったが、その選択に後悔はしていないのだ。それは近藤氏の主張も含め、考えうる治療法の全てを理解したうえで選択したという自負があったからである😐。

 

近年「光免疫療法」等、様々な治療法が開発されつつあるものの、いまだにがんは死に至る可能性の高い病気であることには変わりない。どの治療法を選択されるかは、個々の病状とそれぞれの人生観(死生観)によるところが大きいと思われるのだ😑。

 

今や「二人に一人」ががんになると言われているのだが、たとえどのような病気であっても「寿命が縮まろうと、痛く苦しくないことが最優先」が自身の基本的治療方針と考えている、こたパパである😉。


 

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