総本家駿河屋善右衛門


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、総本家駿河屋善右衛門 さん。

 

JR紀勢本線の和歌山市駅前から伸びる市道和歌山市駅前線を直進し、国道26号線との交差点である舟大工町交差点を右折し、すぐ先のENEOSアップス城北SS手前のT字路を左折して、300mほど進んだ道路沿い左手に、白壁に金文字の風格あるお店を構えるのが、総本家駿河屋善右衛門である😄。

 

何と室町時代創業で550年以上の歴史を誇り、近畿一円には、多くの「駿河屋」の名称を継承する多くの「のれん分け」店が現存しているのだ。また、煉羊羹発祥のお店としても知られる、日本屈指の超老舗である。このお店の歴史については、お店のホームページに詳しく記載されているのだ😲。


入口左手には木製畳ベンチシート、右手には贈答品陳列台が設置されているのだ🙂。



店内左手には、お店と一線を画した和室スペースが設置されているのだ。島根県松江市の彩雲堂 本店さんや、風流堂 寺町本店さんなどが思い出されるなぁ😆。



こちらは、気兼ねのない和菓子として「鶴屋ロール」や「各種どら焼き」「大福」「各種生プリン」などを扱う、「鶴屋善右衛門」ブランドのお菓子類。元々このお店は初代が「鶴屋」というお饅頭屋を創業したところからスタートしているのだ。そして五代将軍の息女であった「鶴姫」様が紀州お輿入れの際にお店の名前を返上され、代わりに徳川家ゆかりの場所である「駿河」の名前を賜り、現在に至っているのだ😄。




こちらは、お赤飯やお饅頭等の各種慶事菓子コーナー😃。


店内右手から中央部奥手にかけて美しい扇型のショーケースが設置されており、お店中央部には陳列台が設置されているのだ😁。



こたパパは当初煉羊羹を購入しようと思っていたのだが、お店の方のお勧めは「本ノ字饅頭」。確かにこのお店は饅頭屋からのスタートだったな。ということで、こたパパは今回創業以来の製法を伝える「本ノ字饅頭(162円)」を一つ購入させて頂いたのだ😁。



こちらは説明書き。凄い歴史と伝統を誇るお饅頭なんだなぁ😲。


切ってみた感じ。皮部分はしっかりしており、上部は焼かれていて「本」の焼き印。皮の底部は蒸されているのみで食感が異なるのだ。これはなかなか珍しいな。酒饅頭らしい米麹の良い香り。中のこしあんは上品な甘さ。このお饅頭が数百年前から存在していたとは驚きの美味しさである🤤


実はこのお店は2000年代に不祥事があって、苦境に追い込まれたのだが、現在は様々な支援の下で復活されているのだ。これからも日本屈指の歴史を誇る超老舗として頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。


 

店名:総本家駿河屋善右衛門
創業:1461年(寛正二年)
住所:和歌山県和歌山市駿河町12
電話:073-431-3411
営業:9
:00~18:00
定休:無休

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次