天神煎餅 大木屋


こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回ご紹介するお店は、天神煎餅 大木屋 さん。

 

JR総武本線の亀戸駅横を走る都道306号線を、学問の神様として知られる亀戸天神社方向に500mほど進み、亀戸四丁目交差点を左折して都道315号線に入り、300mほど進んだ道路沿い左手に、薄紫の大きなファサードが目印のお店を構えるのが、天神煎餅 大木屋である😁


入口正面には長い木製ショーケースが設置されているのだ。ちなみに写真奥の女性が、4代目を継がれた娘さんなのだ😃。



店内左手奥には池が設置されており、金魚も泳いでいるのだ。そういえば、富山市の元祖 せきの屋さんの中にも池があったなぁ😄。


店内入口側にも陳列棚が設置されており、店内全体に数多くの煎餅類が陳列されているのだ😄。




こちらは、お店名物の合格せんべい。お店のすぐ前には学問の神様で有名な亀戸天神社があり、お参りした受験生達が立ち寄るのであろう。ちなみにこの商品は、今では数ある「合格商品発祥の品」らしいのだ😲。


こたパパが全国100年老舗の旅をしていることを知ると、入口右手の製造工場内に案内して頂けたのだ。そこにはかなり年季の入った大きな製造機械が設置されているのだ😃。



4代目にお薦めをお伺いしたところ、人気No.1は「うすやき」という煎餅とのこと。確かにPOPにも記載されているな😁。


ただ、今なら実際に焼き立ての「うすやき」も注文可能とのこと。通常は80円で、焼き立ては20円アップの100円なのだが、当然選択の余地はないだろう。ということで、こたパパは今回「うすやき(焼き立て:100円)」を1枚注文させて頂いたのだ。そしてさらに幸運なことにその焼き過程を真横で拝見させて頂いたのだ。ちなみに実際に焼いて頂いたのは、現4代目のご主人である。実はお二人は最近ご結婚されたのだ😆。

 

まず、生の煎餅を網に置くと波打ったり膨らんだりするので、こてのような道具で押さえるのだ。煎餅の柔らかさも焼きの工程途中で変化するのだそうだ😲。



頃合いを見て焼きあがった煎餅に、秘伝の醤油をハケで塗って出来上がり😆。



出来ててを頂くと、パリッとした食感に、米の風味と醤油の焼いた香ばしさが相まって非常に美味しい。やはり出来合いよりも、絶対焼き立ての方がお勧めである🤤。


4代目のお話では、実は先代の頃から経営が厳しく、亡くなられた当初は、3人の子供達は継ぐ予定がなかったらしいのだが、やはり100年以上続くお店をなくすのはもったいないと、末っ子の現4代目が後継者になられたのだ。お店の最後の職人さんがご高齢となって引退されたあとは、4代目のご主人が、別仕事と週末のお店とのWワークで、何とかお店を守っておられるのだ🙂。

 

実はご結婚されたご主人は、ご近所でも評判だった中華料理店の2代目だったのだが、理由あってお店を閉められたのだ。同じ歴史ある飲食店の後継者として、4代目のお店に対する気持ちをよく理解されているのだろうな🤔。

 

小太郎との記念撮影にはお二人にもご協力頂いたのだ。今回こたパパはお話をお聞きして、お店に対する思いを継承することは非常に大変だなぁと改めて感じたのだ。このお店は当代限りではあるが、時代の流れとはいえここまで努力されている二人に、先代たちも感謝しているに違いないな。お二人で仲良く、できる限り長くお店を守って頂きたいなぁと感じた、こたパパである😉。



 

店名:天神煎餅 大木屋
創業:1907年
(明治40年
住所:東京都江東区亀戸2-8-5

電話:03-3681-3464
営業:10
:00~17:00
定休:月曜・火曜・水曜

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