こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、八百与 さん。
大津市中心部には、丸屋町、菱屋町、長等の3つの商店街から構成される「ナカマチ商店街」があるのだが、その中で昨年設立150周年を迎えた、菱屋町商店街内にお店を構えるのが、八百与である。意外と思われるかもだが、実は、京都・滋賀における唯一の宮内省御用達漬物店なのだ😲。
まずお店にインパクトを与えているのが、大きなけやき一枚板の木製看板である。近くで見るとすごい迫力である😜。一般的にこういった看板は船底の板を再利用して作られることが多いのだが、この看板は最初からの特注品だと、店頭の七代目(予定)から教えて頂いたのだ😁。
この七代目(予定)は、こたパパが小太郎と全国の「100年老舗飲食探訪」を行っていることを伝えると、お客様の接客も同時にこなしながら、店内のいろいろな貴重品の説明もして頂いたのだ😝。店内左手壁面には、歴代皇族方ゆかりの品が数多く展示されているのだ😄。
この中で、こたパパが驚いたのがこの写真である。実は天皇家から下賜された品々なのだ😲。
さらに驚くことに、この写真の品々が店内に展示されているのだ😲。
こちらは、歴代の帳簿類😃。
店内右手には、数多くの漬物が陳列されているのだ😄。
七代目(予定)にお伺いしたところ、このお店の代表商品は「長等漬」と「千枚漬」とのこと。「長等漬」は大正3年、「千枚漬」は大正5年に、それぞれ宮内省御用達になっているのだ😝。また、既に明治時代半ばには、このお店の「長等漬」が褒状を頂いているのだ😁。
ということであれば、この両商品は外せないな。こたパパは今回、「長等漬(360円)」と「千枚漬(600円)」を両方購入させて頂いたのだ😆。
まず、「長等漬」。
切ってみると、全く違う商品だが切り口が練羊羹のようだ。食して見ると、奈良漬にかなり近いな。酒粕の香りが強いが、甘くも辛くも無く、その中間のさっぱりスッキリ味だ。ご飯との相性は言うまでもない😁。
次に「千枚漬」。七代目(予定)のお話によると、「千枚漬」は中の「昆布」が非常に重要で、最近は昆布が高騰し、昆布の大きさが小さい店が増えた中で、このお店は一切妥協することがなく、「千枚漬」の味を守る秘訣だそうだ😜。
開けてみると、1枚が非常に大きい。食してみると、薄いが食感はしっかり感じられるのだ。多少の酸味と、昆布のうまみを吸収した絶妙の味に仕上がっているのだ。ほんの少し醤油があっても良いかな。ご飯との相性もバッチリだ😜。
千枚漬に使われる聖護院かぶらは、実は近江かぶらの種がルーツなのだそうだ。このお店に来て、「漬物といえば京都」という、こたパパのイメージが大分変わったなぁ。これからも、滋賀京都を代表する漬物の名店として頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。
店名:八百与
創業:1850年(嘉永三年)
住所:滋賀県大津市長等2-9-4
電話:077-522-4021
営業:10:00~19:00
定休:日曜
創業:1850年(嘉永三年)
住所:滋賀県大津市長等2-9-4
電話:077-522-4021
営業:10:00~19:00
定休:日曜
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