三友堂


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、三友堂さん。

 

実は以前ご紹介させていただいた、富久ろ屋さんのアーケード内斜め向かいに立地している。100年以上歴史のある和菓子店同士がこんな近くにあるとは・・・😍

 

三友堂の名前は、明治維新後に高松藩に仕えていた、友人同士の武士3名で始めたことに由来するそうだ。入口はやや奥まったところにあり、木の天板と石畳が、歴史の重厚感を感じさせる造りだ。

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高松松平家といえば、ご存じ「葵のご紋」。少しわかりにくいが、三友堂代表銘菓である「木守」とある。

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店内は奥行きがあり、かなり広い。高級感あふれるショーケース。

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箱庭が見える休憩スペース。店内すべてが格調高い雰囲気だ。

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ここは迷わず代表銘菓「木守」を購入。木守の由来だが、かつて千利休が愛玩し、その後高松藩に伝えられた、赤楽焼椀の木守をモチーフにしたお菓子らしい。パッケージは葵のご紋に、茶碗木守の高台を模したという渦巻のマーク。包み紙の材質は上質和紙のように柔らかい。

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商品自体にも渦巻の刻印。麩焼き煎餅で干し柿餡を挟んだものだ。一口食べてまず感じるのは、麩焼き煎餅の甘さ。どうも表面に和三盆が塗られているらしい。

 

また干し柿餡についてだが、こたパパには本当に微かな柿風味だった。事前情報がなければとても柿餡とはわからなかったと思う。こたパパの舌は所詮その程度なのだ😓。ただ、麩焼き煎餅のさくさく感と干し柿餡のしっとり感バランスがいかにも上品で、しっかりした甘さは緑茶にピッタリな感じだった。

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お店の方(おそらく創業家ご家族の方)に100年探訪と小太郎の話をさせていただいたところ、この方も犬を飼ってらっしゃるということで、いろいろ話をしていただいた。

 

何でも2代目が、現在まで続くお菓子の大半を考案されたそうだ。また後でわかったのだが、インスタ等SNSも積極的に活用して営業展開されているようだ。店前の撮影も快く了解していただいた。というか、店外に出て来られて一緒に撮影までして頂いたのだm(__)m。

 

また小太郎の満面の笑みを気に入って頂いたのか、何故かお礼と言われて、柚子ジャムまで頂いた。誠に恐縮である。写真は後でお店にメールで送付させて頂いた。こういった交流も100年探訪旅の楽しみの一つである😄。

 

木守以外にも創業当時からある「披雲閣」というお菓子もあるそうだが、これはまた次回訪問まで取っておこう😉。

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店名:三友堂
創業:1872年(明治5年)
住所:香川県高松市片原町1-22
電話:087-851-2258
営業:8:30~19:00
定休:無休(1/1のみ休業)

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