徳栄堂


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、徳栄堂さん。

 

高松市中心部から、仏生山方面の法然寺を目指し、車で約15分程度走って到着した。住宅密集地からは少し外れた場所にあり、建物外観は普通の店舗兼住宅という感じで、特に「明治5年創業」という老舗感はない。建物1F右手が入口、左手はお菓子工房となっている。

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お店の中に入ってみたところ誰もおられない。あれ?調べた範囲では営業されているはずなんだけどなぁ??ということで、とりあえず店前で小太郎を撮影していたところ、建物横階段2Fからご主人が降りてこられた。よかったぁ🤭。

 

お店に入ると、まず右手に有名人のサインやテレビ取材関連の写真が飾ってある。こたパパが大ファンの「モヤさま」も、東京からわざわざ来てることには少し驚いた😲。過去にテレビ取材はかなり受けられているそうだ。

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店内の隅には、過去受賞された賞状があまり目立たない形で飾られていた。

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いろいろお菓子はあるのだが、代表銘菓はなんといっても「たんきり飴」とのことなので、一袋購入させていただいた。それにしても税込410円は安いなぁ😄。

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たんきり飴の由来は、近所の法然寺八代住職が風邪をひき、痰が切れずに困っていたので、門前町の飴屋が、水飴に生姜・大豆・ごまを合わせた飴を作り差し上げたところ痰が切れたことからこの名前が付いたそうだ。

 

仏生山エリアでは、このたんきり飴を作るお菓子屋が複数あったのだが、今ではこの徳栄堂さんしか残っていないとのことだった。本当に貴重なお店だな🤔。

 

また、事前に申し込めば、所要時間1時間程度で、たんきり飴作り体験もできるそうだ。(7,8月はお休み)

 

早速持ち帰って試食。パッケージはシンプルそのものだ。こたパパは「カンロ飴」的な形状を予想をしていたのだが、かなり違うなぁ😅。

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開封すると、ポテトチップス大の水飴に、大豆の粉と炒ったごまがまぶされている。

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こたパパには、見た目はなんか「たんきり」というより、逆に少し「せき込み感」さえ感じたのだが、食べてみて、なるほど納得した。

 

生姜風味の水飴がさわやかな感じで、大豆とごまが妙にマッチしている。当初予想していた「薬感」は全くなく、昔ながらの懐かしいやさしい味の飴なのだ😌。

 

ご主人に後継者のお話を伺うと、5代目予定の息子さんが東京で修行中とのこと。明治以来、来年で丁度150年続く、この「たんきり飴」の味は当分守られそうだ😝。

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店名:徳栄堂
創業:1872年(明治5年)
住所:香川県高松市多肥上町2339-7
電話:087-889-5555
営業:8:00~19:00
定休:不定休

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