ガソリン補助金打ち切り

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

今回は「ガソリン補助金打ち切り」についてのお話。

 

先日、自宅近所のガソリンスタンド横を通った際に少し驚いたことがあるのだ。ついこの前まで150円台半ばだったレギュラー価格が167円になっていたのだ。こたパパは知らなかったのだが、実はエネルギー価格急上昇を抑えるために政府が昨年1月から実施していた「燃料油価格激変緩和補助金(通称:ガソリン補助金)制度」の打ち切りが決定され、今年6月から段階的に実施されていたのだ😓。

 

ガソリン補助金の大まかな仕組みであるが、全国平均のガソリン価格が1リットル当たり170円を超えた場合に、5円~35円を燃料油元売り各社に補助金として支給していて、それがガソリン一般小売価格低減という形になっていたのだ😁。

 

削減算定基準は少々ややこしいのでここでは省略するが、大まかに言えば6月から2週ごとに補助率を削減し、9月末には補助制度がなくなるということである。政府の打ち切り決定時はガソリン価格が一定期間安定していたことによるものがだが、皮肉なことに打ち切り決定後の急激な円安の進行で、ガソリン価格は急騰し、このまま補助がなくなれば、1リットル当たり200円を超える可能性がもあるのだ😭。

 

もしこういった事態にあれば、もちろん郡部で車が必須の地域には大きな影響が出るし、都市部においても問題はガソリン価格にとどまらず、電気ガス等の公共料金や鉄道・飛行機などの交通関連、また物流コストの増大による価格転嫁などで、食料品や日用品など、さらなる値上げラッシュに拍車がかかることになるだろうな🤔。

 

さらに今年1月から開始されている、電気・ガス価格激変緩和対策事業」においても、現在は標準一般家庭で「電気代:2800円、ガス代:900円」の実質補助がなされているのだが、これも現在は9月までとなっているのだ😥。

 

今年秋には、恐らく解散総選挙が実施されるので、いつものごとく選挙対策で各種施策自体や補助削減時期は多少延長されると思うが、根本的にはエネルギー価格の上昇とそれに伴う物価高基調は当面続くだろう。当然賃金上昇率は追いつかないので、もはや不況下のインフレである「スタグフレーション」といえる状況である😓。

 

こたパパは決して悲観論者ではないが、現実主義者ではある。補助金維持を声高に叫ぶのは簡単だが、一方でその原資のほとんどは事実上「国債に依存している(次世代へのつけまわし)」という観点で見ると、バランス視点は必要なものの、ある程度の物価上昇を現役世代が負担することはやむを得ないのではないかとも思えるのだ🤔。

 

ただ、こんなことを漠然と思いつつも、今週末予定の福岡100年老舗節約グルメ旅に向けて、補助金がさらに削減される前にガソリンを満タンにせねばなどと一方では考えている、全く浅ましく節操のないこたパパである😅。

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