こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、かねせん さん。
以前ご紹介した、武山米店さん前を走る県道26号線を、港方向に350mほど進んだ道路沿い左手にお店を構えるのが、かねせんである。実はこのお店も、2011年の東日本大震災時の津波で壊滅的被害を受けたのだ。その後の区画整理やかさ上げなどで別場所の仮店舗で営業された後、何と8年後の2019年に元の場所で再オープンされたのだ😲。
入口右手奥には受付台兼休憩椅子😃。
入口左手陳列台には過去受賞盾などが置かれているのだ😆。
入口正面には、美しくて大きなショーケースが設置してあり、各種蒲鉾類や伊達巻などがずらりと陳列されてるのだ😁。
ショーケース上には、カラフルな「旅するかまぼこ」シリーズ。ん?これどこかで見たことがあるなぁ。そう、以前ご紹介した南三陸町の及善蒲鉾店さんである。女将さんの話では、実は両社社長同士が仲良しで、この商品は両社で共同開発したものだったのだ😲。
女将さんにお薦めをお伺いしたところ、及善蒲鉾店さんで笹かまぼこである「リアスの秘伝」を購入されたのであれば、「気仙沼かまぼこ(五目揚げ)」とのこと。ということでこたパパは今回「気仙沼かまぼこ(五目揚げ:173円)」を一つ購入させて頂いたのだ。過去の全国蒲鉾品評会で、水産庁長官賞を受賞した逸品である😆。
切ってみた感じ。文字通り、ごぼう、きくらげ、ニンジン、パセリ、たけのこの5種の野菜がたっぷり含まれているのだ。食してみると野菜の旨味と蒲鉾の風味が一体となっていて、野菜ごとの食感の違いも楽しめる調味料要らずの美味しい揚げだったのだ🤤。
こちらのお店はお子様が二人おられるのだが、女将さんによると継がれるかどうか微妙とのことだったので、全国の100年老舗跡継ぎ問題の厳しい現状も少しお話させて頂いたのだ。この時まだ小さい娘さんがお店の中におられたのだが、こたパパは、ご両親が東日本大震災を乗り越え、苦労してお店を再建された状況をずっと見て来られたお子様達のどちらかは、必ず継がれるのではないかなぁと直感的に感じたのだ😃。
最後の小太郎との記念撮影は、まだ若き四代目女将さんにもご協力頂いたのだ。震災後、気仙沼市にわずか2軒しか残っていない蒲鉾店として、これからも頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。
創業:1918年(大正7年)
住所:宮城県気仙沼市魚町1-5-19
電話:0226-22-0269
営業:9:00~17:00
定休:日曜
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