2024還暦人調査

こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。

 

本日は「2024還暦人調査」についてのお話。

 

PGF生命は2017年から毎年「還暦人(60歳を迎える方々)」を対象に様々な調査を実施しておられるのだ。こたパパもその年齢に近づきつつあるので、様々な調査結果を興味深く拝見させて頂いているのだが、つい先週に2024年版が発表になったのだ😁。

 

様々な調査項目があるのだが、こたパパが今回気になったのは「60歳以降の就労意欲」である。今回調査対象の方々(男性)は、年金が完全65歳以降支給となっているので、60歳以降の就業意欲が85.8%というのはまあ理解できるのだが、70歳以降でも何と42.7%もあったのだ。最新のギャラップ社調査で、日本人の仕事満足度はわずか5%で、4年連続145か国中世界最低にもかかわらずである😓。

 

その理由だが、

(1)働かないと生活費が不足するから(56.1%)

(2)健康を維持したいから(47.5%)

(3)その歳までは元気で働けると思うから(43.6%)

(4)人と関わりを持ちたいから(35.7%)

(5)趣味やレジャーのためのお金が必要(34.8%)

だそうだ🙂。

 

2019年に「老後2000万円問題」がかなり世間を賑わしたのだが、その中身はほぼ通常の生活費と平均年金支給額の差分のみに焦点が当っており、マクロ経済スライドによる将来的な実質年金支給額の低下や、医療介護費等の高騰、さらに今後のインフレ率を考えた場合、「極めて甘い試算」だとこたパパは認識しているのだが、それが今になって顕在化してきたのかもしれないなぁ🤔。

 

つまり(1)(5)は、「就労意欲(will)」ではなく事実上の「就労義務(must)」ということになるのだろう。ただ、(2)(3)(4)については、別に「仕事」じゃなくても「趣味や遊び」を通じて実現可能な内容である。こたパパはここに、特に日本人に多い「人生丸ごと仕事に依存」問題を感じるのだ😐。

 

男性の場合、もし70歳まで働いたら健康寿命と言われる72歳までたった2年しかないのだ。もし65歳で年金支給が開始されたら、本人が本当に仕事が大好きでずっと働きたい、あるいは経済上真にやむを得ない場合を除き、多少経済的な制約があっても「仕事以外」に目を向けた方が「限られた余生が充実する」のではと考えている、単に働くのが嫌いな怠け者のこたパパである😉。

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