こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、広進堂 さん。
日蓮正宗佛眼寺入口からわずかに20m。県道235号線沿いの荒町地区に広がる荒町商店街の一角に、こじんまりとしたお店を構えるのが、広進堂である。こたパパ調べでは、仙台市内において最古の歴史を誇る老舗ベーカリー店なのだ😲。
入口横の窓側の棚には、オーソドックス系のパンがずらり。手作り感満載でほっとする商品ばかりである😋。
お店中央部テーブル上には、和菓子系やマドレーヌ等の洋菓子系が陳列されているのだ😄。
入口左手には、昔ながらの商品が2種類陳列されているのだ。😀。
店員の方にお薦めをお伺いしたところ、昔からあって根強い人気を誇るのが「みそぱん」とのこと😄。ということで、こたパパは今回「みそパン(8枚入:400円)」を一つ購入させて頂いたのだ😜。
切ってみた感じ。一見堅いクッキーのように見えるのだが、実は意外と柔らかめなのだ。食してみると、食感はパンとクッキーの中間で、パサパサではなく少ししっとり系。小麦の香りにほんのり味噌の風味を感じる素朴な味のパンなのだ😆。
実はこの「みそぱん」に使われている味噌は、このお店のすぐお隣の佐藤麹味噌醤油店さんのものを使われているのだ。そしてこのお店は何と1602年創業という、400年以上もの歴史を誇る超老舗店だったのだ😲。つまりこの「みそぱん」は100年老舗店同士のコラボ商品なのである。これはなかなか珍しいケースだな😝。
こたパパは幸運にも、少し6代目とお話をする時間があったのだ。現在のところ、後継者は未定の状態で、当代もいろいろ最近考えることがあるそうだ。当代の考えは、お店を大きくするとかではなく、小規模でも昔ながらの手作りにこだわり、たとえ形がいびつであってもその誠実な味を求めてやってくるお客様を大事にしたいということであった😐。
いわゆる製菓学校出身の方のように、最新式の機械を使うのではなく、苦労しながら昔ながらの機械を改良して使うような方が良いと言われていたな😃。こたパパもこれまでの全国100年老舗旅の経験から、お店の継承方法は様々あるし、例えばこの老舗を継ぎたいという熱意ある方は世の中に必ずおられるという話をさせて頂いたのだ😄。
当代には小太郎との記念写真にもご協力いただき、最後にはお店名物のあんぱんまでお土産で頂いたのだ😌。
仙台最古の、このベーカリー店がこのままなくなってしまうのはあまりにも勿体ない。そのうち当代が後継者に関して何らかの行動を起こされる際に、当代の考え方に賛同される方が現れることを願ってやまない、こたパパである😉。
店名:広進堂
創業:1882年(明治15年)
住所:宮城県仙台市若林区荒町 28
電話:022-222-2271
営業:8:00~19:00
定休:第5日曜
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