こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、みなとや食堂 さん。
中国自動車道北房ICを降りて、国道313号線を高梁市方向に1.5kmほど進み、北房エリアに向かう旧道の国道313号線に入って1.5kmほど進むと、県道58号線とのT字路に出るのだが、そのT字路右手前角に旅館兼食堂のお店を構えるのが、みなとや食堂である😁。

入口手前に大きなテーブル席。その奥側にカウンター席があり、左手には座敷席も複数あるのだ😄。


そして店内右手には、畳一畳分の小上がり席。あまり使われていないようだがいい感じである。これは愛媛県八幡浜市の清家食堂さんの小上がりと同じくらい小さいなぁ😆。

超シンプルなメニュー表。今の時代にこの値段で提供されてるのが凄すぎる😲。

ご主人にお薦めをお伺いしたところ、一番人気は「ラーメン」とのこと。実はお店入口のすだれにもお手製の「ラーメン」看板が掲示されているのだ😁。

ということで、こたパパは今回「ラーメン(700円)」を注文させて頂いたのだ。しばらくして到着したのがこちら。具は紅白蒲鉾にめんま、チャーシューにネギ。スープは豚骨醤油系で麺は中太ストレートといたってシンプル。食してみると、恐らく地域の方々が都会から帰省した時に食べたくなるいう感じの、優しく懐かしいふるさとの味といった美味しさなのだ🤤。

訪問時、ちょうどお客様がおられなかったので経営されているご夫妻といろいろお話することができたのだ。こちらはご主人が、このエリアで有名なホタルを撮影された時の写真である。

ご主人は数年前に大病を患い、旅館経営は通常の馴染み客以外はやめられているそうだ。また、息子さんは別仕事で既に結婚され東京におられるそうで、明治以来4代続いたお店は残念ながら当代限りである😓。
実は大病を患われた際、お店をやめる廃業手続きをされに役所にいかれたのだが、その担当者から健康に長生きされるにはお店を続けられた方が良いと言われ、またご近所さんからも続けて欲しいという声もあり、現在は体調をみながら不定期に営業されているのだ🙂。
しかしご夫妻は、もうそろそろ限界かもと笑われていたなぁ。現実的にはあと数年でお店を閉められるかもだが、できるだけ長く頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。

創業:不明(明治時代)
住所:岡山県真庭市下砦部584
電話:0866-52-2204
営業:11:00~不定
定休:不定休
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