こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、三宅製菓本店 さん。
高梁市中心部から、国道313号線を成羽方向に約7kmほど進み、成羽地域の中核病院である高梁市国民健康保険成羽病院前の信号交差点を右折し、120mほど進んで旧成羽往来との十字路を右折し、さらに20mほど進んだ道路沿い右手に、かなり歴史を感じる建物が、三宅製菓本店である😁。
建物内にいる方にお伺いしたところ、実は現在この建物は事務所のみで、各種商品販売は約150m離れた「かぐら店」とのこと。ということでこたパパは急遽、国道313号線沿いの「かぐら店」を訪問させて頂いたのだ😄。
入口を入ると、何か広めのギャラリーのようなスぺース。左手には大きな絵が何枚も掲示されているのだ。後でお店の方に伺ったのだが、実は先々代がお店を引退されてから本格的に絵を描かれ始めたのだ。全く素人から70代で勉強を始められたとのこと。凄いバイタリティだなぁ。ちなみに、このお店の歴代は皆様100歳近くのご長寿だそうだ😲。
ギャラリーの奥に店舗スペース。どうもこたパパは裏口の方から入ったようである。ガラス壁面に沿ってベンチシートが配置されており、中央には大きなL字型ショーケースが設置されているのだ😄。
ショーケース奥の「のれん」は大きくてかっこいいなぁ😁。
ショーケース内には、各種最中やお饅頭とその詰め合わせがずらり。しかしパッケージがほとんど「白」で統一されているのはなかなか珍しいなぁ😲。
お店の方にお薦めをお伺いしたところ、饅頭か最中で迷っておられたが、最終的には登録商品でもある「備中神楽面最中」をお勧めされたのだ😁。
国指定重要無形民俗文化財に指定されている地元郷土芸能の「備中神楽」のお面をモチーフにしたものである。顔は4種類あるのだが、こたパパは一番迫力のある面顔の「備中神楽面最中(230円)」を1枚購入させて頂いたのだ😆。
切ってみた感じ。北海道産大納言と最高級の白双糖を使った自社製餡で、添加物は一切使われていないのだ。こたパパ好みの粗目粒あん。大き目かつしっかり甘めで、緑茶にピッタリの食べ応えのある美味しい最中である🤤。
このお店は高梁市の中でもかなり郡部に位置するのだが、人口減少の中でも明治以来の歴史を誇るのは、オーソドックスながら高品質のお饅頭と最中を提供され続けているからだろうな。これからも前回ご紹介した天任堂さんと共に、歴史ある高梁市の和菓子文化を長く守って頂きたいと感じた、こたパパである😉。
創業:1905年(明治38年)
住所:岡山県高梁市成羽町下原326-1
電話:0866-42-3205
営業:8:30~18:30
定休:無休
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