こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、長澤屋 さん。
以前ご紹介した関口屋菓子舗さんから、わずか50m。三差路の一方通行路沿いに、壁面がパステルイエローのお店を構えるのが、長澤屋である😁。
入口右手には、小さな休憩スペース🙂。
店内正面に、風格ある各種商品看板😁。
店内左側壁面には過去受賞された賞状が掲示されているのだ😃。
先々代である4代目が74歳の時受けられた取材記事。かなり歴史を感じさせる写真だなぁ😲。
店内正面には小さな木製ショーケースが一つのみ。しかも商品は「黄精飴」ただ一つである😁。
実はこの「黄精飴」はその昔、「おいしゅうございます」で一世を風靡した岸朝子先生の「全国47都道府県名物菓子列伝」にも選ばれている逸品なのだ😃。
店内に単品は見当たらなかったのだが、応対して頂いた6代目にお伺いしたところ、何と1個から購入可能だったのだ。ということでこたパパは今回「黄精飴(45円)」を1個購入させて頂いたのだ。そしてこの単品販売価格は、山口県岩国市の古田秋栄堂さんの「錦帯せんべい(60円)」の最安値を更新したのだ😲。
もともと「黄精」とは、ユリ科の多年草であるアマドコロの地下茎から取りだした煎汁で、胃腸や心肺に良いと言われる漢方薬である。これに砂糖や餅粉、水飴などを加えて求肥状の飴にしたものが「黄精飴」なのだ。もちろん完全無添加である😁。
切ってみた感じ。食してみると、一般的な求肥よりは固めの食感だが、ほのかな野草の香りと上品で柔らかな甘みが特徴。確かに風味から言えば「漢方薬」という位置づけもありそうだな。ただし食べにくいということは全くなく、熱いお茶とピッタリの美味しい飴である🤤。
まだ若き6代目と少しお話ができたのだが、こたパパの全国老舗旅が非常に羨ましいとおっしゃっていたな。いつか将来やってみたいと。この話は北海道小樽市の澤の露本舗さんのご主人もおっしゃっていたが、偶然にも若きご主人かつ同じ飴屋さんだな。恐らく盛岡最古かつ唯一の江戸時代創業和菓子店として、これからも頑張っていただきたいと感じた、こたパパである😉。
創業:1853年(嘉永六年)
住所:岩手県盛岡市神明町2-9
電話:019-622-5887
営業:9:30~18:30
定休:日曜
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