森本うなぎ屋


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、森本うなぎ屋さん。

 

福岡県の中央部に位置する田川市中心部に、JR日田彦山線、JR後藤寺線、平成筑豊鉄道糸田線が乗り入れるJR田川後藤寺駅がある。そこからわずか150mほどの距離で、国道322号線沿いにお店を構えるのが、森本うなぎ屋である。このお店は、北九州筑豊地域において、唯一の100年老舗鰻屋なのだ😁。

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このお店は、国道からまず店奥の駐車場に入り、一見裏口のようなところが、お客様出入り口となっているのだ😄。道路沿いの駐車場入り口には、小さいながら看板があるので、すぐわかるはずだ😀。

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入口を入ったところ。左手が厨房で、右手にお客様スペースが広がっているのだ😃。

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右手お客様スペース。座敷が5卓ほど。手前にテーブル2卓があり、さらにその奥の部屋にもテーブル席がある。予想よりかなり広いな。さらに、2Fには大広間もあるようだ。立地的にも客層は観光客ではなく、基本地元完全密着のお店なのだ😜。

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こちらがメニュー。さてどれにしようかな🤔?

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ん?よく見るとメニュー以外にラミネートが置いてある。お店の方によると、かなりの人気商品のようだ。それではということで、今回こたパパはこのせいろ蒸し(2600円)を注文させて頂いたのだ😜。

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15分ほど待って届いたのがこちら。いやー美味しそうだ😍。当然熱々である。さらにご飯の一粒一粒までタレが染みわたっているのだ。鰻はいわゆる腹開き関西風で、ふわふわ卵がアクセントである😆。

 

食してみると、柔らかな関東風とは明らかに異なる、しっかりとした身である。タレはやや甘さを感じたが、全くくどくない。肝吸いも美味しいし、これで2600円とは、かなりコスパが良いのではないかと感じさせる一品であった😝。

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注文時に店員さんに、100年老舗飲食探訪の話を少しさせて頂いたのだが、すぐに店奥から先代がこたパパのところにいらっしゃって、色々お話をお伺いすることができたのだ😝。

 

実は、このお店は数年前までは別店舗があり、そちらは娘夫婦が切盛されていたのだが、先代が体調を崩されたため、事実上引退され、娘夫婦が現在のお店を引き継がれたのだ🙂。

 

ただ、先代は76歳になった今でもお店に来られて、常連さんのお相手やお店のお手伝いをされているのだ。戦争中、先代のお母さんはお店のタレを守るためいつも防空壕に持って入られたそうだ。先代は、うちには財産がタレしかないと言われたのだが、こたパパがそれが鰻屋の命ですというと、こたパパの肩をポンポン嬉しそうに叩かれていた😅。

 

それから先代はせいろ蒸しが来るまでの約15分間、こたパパを2Fの大広間に案内して下さり、1F奥のテーブル席を掘りこたつにする改装計画等様々な話をして頂けたのだ😄。

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幸いお店の経営は、このコロナ禍でも順調とのことだったが、お店の運営については効率化の点で、娘夫婦と意見の相違もあるそうだ。ただ先代。「老いては子に従え」という言葉もあるのだから、今まで通り常連さんの相手やお店を手伝いながら娘夫婦を「大きな心で見守って頂くのもありですぞ」と心の中で語ったこたパパである😌。

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店名:森本うなぎ屋
創業:1900年(明治33年)
住所:福岡県田川市本町1-28
電話:0947-42-0031
営業:11:00~18:30
定休:日曜

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