丸屋松月堂


こたパパです。

 

今回ご紹介するお店は、丸屋松月堂 さん。

 

えちぜん鉄道勝山永平寺線の終着駅である、勝山駅前から伸びる県道131号線を勝山市役所方向に約700mほど進み、本町通りを左折して100mほど進むと道路沿い右手にお店を構えるのが、丸屋松月堂である。小さいお店ではあるが、中は見どころが非常に多いのだ😁。

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まず、この建物自体が「ふくいの伝統的民家」に認定されているのだ😆。

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入口右手には、小さな休憩スペース😀。

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その前には、小さな囲炉裏スペースも設置されているのだ。黒電話渋いなぁ😁。

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入口上部には、明治時代からの賞状がずらりと展示されているのだ😲。

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こちらは、歴代の商品包装紙。かなり貴重なものである😃。

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昭和7年から残る、お店の外観写真である🙂。

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こたパパが、もはや芸術の域だと感嘆した、先代手書きの商品掲示紙😲。

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入口正面左手には、本当に小さな木製ケースが設置されている。最近人気だといういちご餅や、くるみ最中である😄。

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お店正面の木製ショーケースには、大正2年から変わらぬ製法で作られている代表銘菓であるくるみ羊羹がずらり。左上部には、福井名物のでっち羊羹も見えるな😆。

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ショーケース内をよく見ると、単品売りを発見。今回こたパパはこの「くるみ羊羹(500円)」を1本購入させて頂いたのだ😝。

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切ってみた感じ。所々にくるみのかけらが入っているのだ。材料は砂糖、寒天、和くるみで、保存料は一切使っていない。くるみ風味の素朴な甘さの羊羹で、緑茶にピッタリである😝。

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しかし、こたパパは、ご主人からショックなことを聞かされたのだ。実は原材料である寒天や和くるみが手に入りにくくなっており、今後くるみ羊羹は作れなくなりそうだとのこと。やはり両材料とも、国内では採算が合わず、後継者がいないことが原因だそうだ。さらに加えて、過疎化や、コロナ禍もあり10年以内には確実に廃業されるとのことだった😰。

 

単独商品で100年以上の歴史を持ち、数々の受賞歴のある名品がまた一つ消えようとしている。加えて、こたパパ「100年老舗飲食探訪」調べでは、このお店は勝山市唯一の100年老舗飲食店でもあるのだ😭。時代の流れもあり大変残念なことだが、今ならまだ購入可能である。ご興味のある方は早めの訪問をお勧めするこたパパである😌。

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店名:丸屋松月堂
創業:1892年(明治25年)
住所:福井県勝山市本町2-2-24
電話:0779-88-0573
営業:6:00~20:45
定休:無休

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