こたパパです。
今回ご紹介するお店は、浜川三寿堂さん。
高松中心部から、観光名所である屋島に向かう途中の、少し入り組んだ住宅街に、ひっそりとたたずんでいるお店が浜川三寿堂である。一見見過ごしてしまいそうなこの小さなお店が、実は120年以上の歴史を有しているのだ😲。

お店に入ると、正面の二つのショーケース内には、美しい生菓子、ゼリー、大福、どら焼き等、正直お店の規模と比較してもかなり多めの種類のお菓子が、所狭しと並んでいる。


ご主人に、数あるお菓子の中で代表銘菓をお聞きしたら、「源氏かち餅」とのことだったので、早速1セット購入させていただいた。こたパパが驚いたのはその価格である。

なんと、9個で160円なのだ😲。いくら小ぶりとはいえ、代表銘菓の価格として驚くべき安さだ。他のお菓子の価格と比べてもかなり安い。このことをご主人にお聞きしたら、このお菓子は昔からあって、近所の子供たちがおやつで買いに来るので、かなり安くしているとのこと。
この「源氏かち餅」は、昭和天皇がまだ皇太子であった大正11年に屋島に見えられたときに、名物として献上されたほどのお菓子なのだ。それが近所の子供たちのために160円とは。なんか良い話だなぁ😌。

早速家で食してみた。外観は小さなお餅に粉糖という感じだが、食感は餅ではなくグミだ。いわゆる、すぐ嚙み切れる感じでかなり甘い。こたパパ的には「上品な駄菓子」といった印象だ。
ただ、こたパパのこのお店訪問の目的はもうひとつある。それはソフトクリームなのだ。
このお店のソフトクリームが、2016年に有名ブロガーに取り上げられてから人気に火が付き、数々のTV取材やCMにまで登場したらしい。
まず目につくのが、このソフトクリームサーバーだ。ご主人によるとこの機械は、家族で1970年開催の大阪万博の際に食したソフトクリームに衝撃を受け、購入したとのこと。香川県内に2台しか現存していない50年以上前の年代ものなのだ。ちなみにソフトクリームの大きさは3種類あり、こたパパ「中」を選択した。

早速作って頂いたのだが、こたパパはその出来栄えに驚嘆したのだ😲。それがこちら。

最近のひょろっと細長いソフトとは一線を画すこのどっしりとした安定感。さらにチェッカーズ初期の藤井フミヤを思わせる、1本のエンディングロール。要は美しいのだ。価格は・・・・・・この大きさで何と200円なのだ😲。
さらに一口食べると、50年以上前のサーバとは思えない滑らかさと美味しさなのだ。一体何が違うんだろ🤥?
現在はご主人とご主人のお姉さまが二人で運営されているそうだが、後継者がおらずご主人の代で終わられる予定だそうだ。非常に残念なことだが、まだ今ならこのソフトクリームは食べられる。こたパパ絶対のお勧めなのだ。屋島観光に来られた際にはぜひ立ち寄ってみて下されm(__)m。

店名:浜川三寿堂
創業:1897年(明治29年)
住所:香川県高松市屋島西町1342-5
電話:087-841-9468
営業:9:30~18:00
定休:水曜
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