こたパパ@全国100年老舗節約グルメ旅人です。
今回ご紹介するお店は、第一洋食店 さん。
JR室蘭本線の苫小牧駅前から伸びる道道19号線を600mほど進み、旭町3表町1信号交差点を右折して国道36号線に入り、150mほど進んだ栄町3交差点を右折して100mほど進んだ道路沿い左手に、風格ある洋館のお店を構えるのが、第一洋食店である😁。
実は約2年程前に初めて訪問させて頂いた際は、営業時間内にもかかわらずランチ完売となっていて、今回はそのリベンジ訪問となるのだ😃。

入口横のショーケース内には絵画が飾ってあるのだ。何ともおしゃれだなぁ🙂。

入口横には、いかにも歴史を感じさせる階段🙂。

店内右手にはレトロ感のあるレジスペース😁。

その横にはポスターが掲示されているのだ。実はこのお店が創業100周年を迎えた際に、地元美術館で特別展が開催されたのだ。苫小牧市にとってこのお店は、それほど特別な存在ということなのだろう😲。

そしてこちらが店内の様子。見て頂いただけでわかるこの圧倒的な存在感。そこににいるだけで、お店の歴史が伝わってくるような感じがするほど、素晴らしい雰囲気なのだ😆。


店内最奥部にある、大型木製スピーカー。当代は過去に混声合唱団でソリストを務めた経験があるため、音楽に造詣が深く、店内はピアノもあり、音楽関係者などによるライブなども開かれるようである🙂。

平日かつ開店直後の訪問ということで、お客様がおられなかったこともあり、接客頂いたママさんとお話ができたのだが、全国100年老舗節約グルメ旅や、今回が2回目のリベンジ訪問と知ったママさんは、営業時間にもかかわらず、何とこたパパを現在はほとんど使われていない2Fへ案内してくださったのだ😲。

こちらが大人数用のお部屋。奥のテーブルには絵画などが置かれていたのだが、実はこのお店には価値ある美術品や絵画などが多数あり、地元の美術館の方が鑑定に来られているそうだ😲。


こちらが少人数用の和室小部屋。ここにも数多くの美術品などが山積になっているのだ😲。



1Fテーブル席に戻ると、ママさんが100周年特別展の際に編纂されたお店の歴史本を持ってきてくれたのだ。何と100ページ以上もある立派な本なのだ。これは凄いなぁ😲。



メニュー表。こたパパは当初、ランチを頂こうとしてお薦めをお伺いしたのだが、ママさんの本当のお薦めはランチではなく、右下の「牛頬肉のシチュー」とのこと。確かにこのメニューだけがカラー写真入りである。ということで、今回こたパパは歴史のある「牛頬肉のシチュー(2310円)」を選択させて頂いたのだ😆。

しばらくして届いたのがこちら。この牛頬肉のボリューム感。いやーこれは豪華だな。このシチューは赤ワインなどで約2週間以上煮込まれているデミグラスソースが使われているのだ。食してみると深みのある味わいとその柔らかさに驚かされるのだ🤤。


デザートにコーヒーが付くのだが、それ以外にママさんがハスカップのケーキを持ってきて頂いたのだ。有難いことである😌。

ママさんによると、息子さんは学問の道に進まれ、現在は東京の大学で教授をされているため、後継者はおられないのだ。現在は事業承継スキームで後継者探しをされている真っ最中である。これだけの伝統と格式を誇る名門洋食店がなくなってしまうのは本当に惜しいことである。何とか後継者が見つかって、このお店が存続してくれることを願わずにはいられない、こたパパである😉。

創業:1919年(大正8年)
住所:北海道苫小牧市錦町1-6-21
電話:0144-34-7337
営業:11:30(土日祝12:00)~15:00 17:00~21:00
定休:無休
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